こんにちは、精神科医しょうです。

突然ですがあなたの周りにいませんか？上から目線でマウントを取ってくる人。

HSPさんにとっては”一緒にいて疲れちゃう”になることが多いのですが、実はマウンティングの対象にされやすいんですよね。

今回はなぜHSPさんはマウントを取られやすいのか？そしてそんな人への対処法を紹介します。

なぜHSPさんはマウントを取られやすいの？

まずはなぜHSPがマウントの対象になりやすいのか見てみましょう。

①反論しないから

相手の気分を害するのが嫌いなHSPさんですから、基本的に反論したり争ったりすることは少ないですよね。平和なことは素晴らしいですが、マウントしたい人にとっては絶好の対象になってしまいます。

反論される心配もなく、それでいて自分が優位にことを進められるのでそりゃ都合がいいですよね。

例え反論してたとしてもなかなか強く出れず、逆に相手が強く来て余計気持ちよくさせちゃうこともあるので非常に悩ましいです。

②相手の言葉を真に受けちゃうから

「私は〜なのに、あなたはできないの？」「だからあなたはダメなのよ」

マウントしたがりにとってはこれが言えるだけでもかなり気持ちいいものでしょう。

しかもHSPさんはこの言葉を真に受けちゃうんですよね。

それが真実か否かは関係なく、「自分はそうなのかも...」とダメージを負ってしまいます。

それが相手にとってはいい反応になってしまうんです。

自分が言ったことを相手がちゃんと受け止めるという状況を、自分が上で相手が下になっていると解釈するんですよね。

マウントする人にとって本望ともいえる状況ですから、何度もHSPさんは標的にされてしまうというわけです。

③一人でいることが多いから

HSPさんの中には集団でいると疲れやすい人っていますよね。

なので心のパワーを補充するために、一人の時間を大切にしている人も多いと思います。

ただ誰かとのつながりが見えない・薄いと、マウンティングの対象にされてしまうこともあります。

マウントする人って”数が多い＝強い”と認識してることが多いんですよね。

だから孤立してる人＝立場が弱い人となって、マウントの対象にしてくるんです。

パワーを回復するために一人でいるのに、それを相手のいいように使われてしまうのは非常に迷惑ですがそういう人も中にはいるのです。

マウントを取ってくる人への対処法

マウントで悩んでいるHSPさんも多いことでしょう。

続いておすすめの対処法4つについて紹介していきます。

①嫌な人からは距離をとる

まずは基本的な対処法として、マウントを取ってくる人とは距離を置くことをおすすめします。

知り合いと距離を置くのは気が引けるかもしれませんが、なんにも悪いことではないです。

もし隣に包丁を振り回してる人がいたら一目散に離れるでしょう？それと同じです。

相手は言葉という凶器を振り回してて自分にとってそれが大きなダメージになるんですから、離れるというのはおかしくない行動だと思いますよ。

②相手はそういう人なんだと思うようにする

もし相手がマウントを取ってきたら、とりあえず「この人マウント取りたいだけなんだよな」と思うようにするのもおすすめです。

この方法のメリットは心にバリアがはれることです。

自分がダメなわけでもなく相手がそういう人だからと思えると、相手の言葉もそんなにダメージにならなくなります。

また相手のマウントをスルーしたいと思ってる人にもおすすめな対処法です。

心の中で「またか、ハイハイ」となれるので、マウントを真に受けにくくなれますよ。

③自信をつける

HSPさんの自己肯定感の低さや自信のなさはマウンティングの対象にされやすい理由のひとつです。なので単純ですが、自信をつけたり自己肯定感をアップしましょう。

• 得意なことを増やすorより極める
• 自分のポジティブな面を探す　　　など

自己肯定感をアップについてまとめた記事もありますので、ぜひ試してみてください。

そうすれば相手のマウントをスルーしやすくなりますし、そもそも付け入られる隙がなくなるのでマウントされにくくなる可能性も高いです。

④プライベートに踏み込ませない

マウントを取ってくる人にはむやみに情報を与えないようにするのがいいでしょう。

ちょっとしたことでもマウントを取ろうと粗探ししてくるので注意してください。

①でいったように距離を置くのがベストですし、どうしても難しいならプライベートには踏み込ませないようにするのがベターです。

おわりに

今回はマウントしてくる人への対処法について紹介しました。

一番は距離を置くことです。

ただそれが難しいなら②～④を試してみたり、他の方法や誰かに相談してみるのもいいでしょう。

この記事がマウントで悩むあなたの助けになれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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