【京都市伏見区】行列が絶えない人気店で味わう、名物『皿うどん』と絶品『餃子』
京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。長崎の名物料理のひとつ皿うどん。その歴史は明治時代にまで遡るのですが、その後全国にも広がっていきました。今回は京都でも70年の歴史ある町中華の名物皿うどんをご紹介します。
京阪電鉄「藤森駅」から徒歩6分、師団街道沿いにある『中国料理 西海』。昭和27年(1952年)創業の町中華。
「皿うどん」や「ちゃんぽん」が名物のお店で、お昼時にはいつも行列ができている人気店。
ところで、うどんではないパリパリの揚げ麺を使用しているのに皿うどんと呼ばれているのは、もともとは「しなうどん」と呼ばれる中国の太麺を使用していたからだとか。太麺では調理に時間がかかってしまうため、パリパリに揚げた細麺を使用するように変わりながら、名前は「皿うどん」のままで定着したそうです。
「皿うどん」850円(税込)
注文を受けてから調理されますが、高火力で大きな中華鍋を振るって作られるため、注文してからあっという間に料理が運ばれてきます。画像では伝わりづらいですが、想像していたよりも量が多く、麺が見えないほど具材もたっぷり。
熱々の五目餡の中から、香ばしく揚げられた細麺が出てきました。意外にあっさりとした味わいの餡ともよく絡みます。少し時間を置くと麺がスープのうま味を吸って柔らかくなり、一段とうまさが増していきます。京都でこれほどの「皿うどん」に出会えたことには感動です。
「餃子」400円(税込)
一人前は6個入り。餃子のタレは卓上の醤油やお酢を自分でブレンドして作ります。
口に含んだ瞬間、にんにくの香りが口中に広がる餃子。包まれている具材は全て細かくカットされているため食感は滑らか。皮は焦げ目はカリッとしていながら、もっちりとした歯ごたえも残ります。どこか懐かしく間違いのない味わいで、こちらを訪れるたびに食べたくなる一品。
地元では大人気で毎日行列ができているお店。開店直後は比較的空いているため、開店直後に訪れることをおすすめします。また、深夜まで営業されていますので、気になる方はチェックしてくださいね。
中国料理 西海
〒612-0025
京都市伏見区深草キトロ町33-7
電話番号:075-642-6161
営業時間:11:00~15:00/17:00~4:00
定休日 :火曜日
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