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「栗が水に浮く」←「原因は虫食い?」料理人の回答に…『勉強になる!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん、「栗」は好きですか?

栗は、まさに今が旬の食材で、あのホクホクとした食感は秋の訪れを教えてくれます。また、栗は料理だけでなく、「スイーツ」にも幅広く使われ、特に「モンブラン」は子どもから大人まで、大人気のスイーツではないでしょうか。

そんな魅力的な栗ですが、鮮度や品質を測るために「水に浸ける」という方法を行います。

そして、よく耳にするのが『水に浮く栗は虫に食われている』という噂です。

皆さんも一度は、この噂を耳にしたことがあるかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか?

今回の内容を私の「Instagram」発信し、感想のアンケートを取ったところ…満場一致で『勉強になる!』との回答を頂きました!

栗が好きな方や気になった方はぜひ最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. 栗が水に浮かぶ原因は2つある
  2. 栗に空洞が出来ている
  3. デンプンが少ない栗
  4. まとめ

栗が水に浮かぶ原因は2つある

栗が水に浮かぶ原因は、主に2つあると私は考えます。

1つ目が…「栗の内部に空洞が出来ている」
2つ目は…「デンプンが少ない栗」

では、それぞれ詳しく説明していきたいと思います。

栗に空洞が出来ている

まずは、「栗に空洞が出来ている」から見ていきましょう!

皆さんも一度は、中身に空洞ができてしまった栗を見たことがあるのではないでしょうか?実は、栗に空洞ができる原因は2つあります。

1つ目が…「虫食い」
2つ目が…「乾燥」

「虫喰い」は文字どおり、虫に食われることで栗の中に空洞ができ、その分軽くなってしまいます。小さな穴から空気が入り込み、水に浮く原因になるのです。目に見えないほど小さな穴でも空気が入るため、外見では分かりにくいです。

もう1つが、「乾燥」です。
実は、栗の空洞は、必ずしも虫喰いが原因とは限りません。

栗は「鬼皮」という硬い皮に包まれていますが、時間が経つと中身が乾燥して実が縮み、皮との間に空洞ができます。

デンプンが少ない栗

ここまで読んだ栗好きの方の中できっと…『空洞がない栗も水に浮いていたな』と思った方もいるのではないでしょうか?

その原因は、「デンプンが少ない栗」にあるのです。

栗に含まれるデンプンは、さつまいもと同じように、収穫してから数日寝かせることでデンプンが糖に変わり、甘みが増していきます。
デンプンが豊富に含まれている栗はずっしりと重く、水に沈みやすいのが特徴です。

一方、デンプンが少ない栗は軽く、水に浮きやすくなります。
このため、水に浮く栗は、甘みが少ない場合が多いと言われています。

つまり、栗が水に浮く原因の一つとして、デンプンが少なく、熟成が進んでいない可能性が考えられます。

まとめ

  • 栗が水に浮く原因は、「空洞」or「デンプン不足」
  • 空洞が出来る原因は「虫食い」or「乾燥」によるもの
  • デンプン不足の栗は、甘みが少ない場合が多い

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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