「唐揚げがベタベタになる」←「原因は油の量だった?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「唐揚げ」は好きですか?
外はカリッと、中はジューシーに仕上げるのが理想ですが、「なんかベタベタするな…」という経験はありませんか?実は、それにはいくつかの原因があります。
その中でも、意外と見落としがちなのが「油の量」です。
そこで今回は、「唐揚げがベタベタになる原因」について詳しく解説していきます。
また、今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ、なんと100%の方から『もっと早く知りたかった!』との回答を頂きました。
唐揚げや揚げ物が好きな方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 油はケチらない!
- 揚げ油の目安量
- 揚げ油は何回まで使えるの?
- まとめ
油はケチらない!
皆さん、お家で揚げ物をするときに油を少なめにしていませんか?
実は、油が少ないと、唐揚げなどの揚げ物がベタつきやすくなったり、焦げやすくなったりします。もう少し詳しく解説すると…
油が少ないと、食材を入れたときに温度が下がりやすくなり、それがベタつきの原因になります。また、食材が鍋底に当たりやすくなり、コンロの火力が直接伝わることで焦げやすくなるのです!
しかし、これを読んで『私、少量の油でもサクサクに揚げられる!』と思った方もいるかもしれません。私が思うに、そのような方は、ある程度揚げ物の経験を積んできた“ベテラン”ではないでしょうか?
揚げ物は、油が少量になるほど温度管理やタイミングの見極めが難しくなり、ちょっとしたミスでもベタつきや焦げの原因になってしまうのです!
「揚げ物は、油の量を多くすると難易度が下がる!」by ぱぷちゃん
つまり、唐揚げなどの「揚げ物」でベタつきやすく、失敗しがちな方は、まず多めの油で揚げて経験を積んでから、少量の油で挑戦するようにしましょう!
揚げ油の目安量
では、揚げ物をカリッと仕上げるための揚げ油の目安量について解説します。
実は、油の量は「揚げるもの」によって変わります。
「唐揚げ」や「かき揚げ」のように厚みのある材料を揚げる場合は、厚手で深めの鍋に油を7〜8cm程度入れるのが理想的です。
一方、「とんかつ」のように薄く平たいものは、フライパンでも十分です。3〜4cm程度の油を入れることで、サクサクに仕上がります。
揚げ油は何回まで使えるの?
最後に、よくある質問の1つ「揚げ油は何回まで使えるのか?」について、お答えしたいと思います。
回答:3回まで!
もちろん、料理によって回数が多少前後しますが、多くても3回までに抑えるのが理想的です。それ以上使い続けると、油が酸化し、揚げ物の風味や品質に影響が出やすくなります!
まとめ
- 油はケチらない!少ないと温度が下がり、ベタつきや焦げの原因に。
- まずは多めの油で経験を積み、慣れてから少量の油に挑戦。
- 食材に応じた油量を守る。厚いものは深め、薄いものは3〜4cmの油で。
- 揚げ油の使用は3回まで。それ以上は酸化が進み、風味が落ちる。