赤い鳥にいた4羽が青い鳥に集結。千葉ロッテにやってきた2羽は青い鳥の傘下で一緒だった
「赤い鳥」でチームメイトだった4人が、「青い鳥」で再びチームメイトになった。
今オフ、トロント・ブルージェイズに加わった選手のうち、アレドミーズ・ディアス、ランダール・グリチック、スンファン・オ(呉昇桓)の3人は、昨シーズンまでセントルイス・カーディナルスでプレーしていた。同じく新加入のハイミー・ガルシアも、一昨年まではカーディナルスにいた。
ディアスとグリチックは、別々のトレードでブルージェイズへ移った。オとガルシアはオフにFAとなり、ブルージェイズと契約した。チームメイトが移籍先で再びチームメイトになることは珍しくないが、同じトレードで移った選手を含まない4人の再集結は、あまりない気がする。
カーディナルスの40人ロースターには、ブルージェイズから移籍した――ディアスたちとは逆方向に「青い鳥」から「赤い鳥」へ移った――選手が3人いる。ドミニク・リオン、ブレット・シーセル、コナー・グリーンの3投手がそうだ。だが、ブルージェイズにいた当時は、2016年6月にシーセルとグリーンが傘下のダニーディン・ブルージェイズ(A+)でチームメイトになっただけで、3人が揃うことはなかった。リオンとグリーンは、グリチックと交換にカーディナルスへ移籍した。
ディアスとグリチックは野手、オは救援投手、ガルシアは先発投手だ。4人が揃って出場したのは2016年の6試合。結果は2勝4敗だった。
ちなみに、今シーズンから千葉ロッテ・マリーンズでプレーするマット・ドミンゲスとマイク・ボルシンガーは、2016年の夏にブルージェイズ傘下のバッファロー・バイソンズ(AAA)でともにプレーした。ドミンゲスはエドガー・オルモスとチームメイトになるのも、今回が初めてではない。2011年5月にフロリダ・マーリンズ傘下のジュピター・ハンマーヘッズ(A+)に揃ったのに続き、昨シーズンは開幕から閉幕まで、2人ともボストン・レッドソックス傘下のポータケット・レッドソックス(AAA)で過ごした。