役割別に分類してバランスを意識する。【手帳ライフコラム】#3
こんにちは。ノートブッカーのなかむら真朱です。
毎日を少しでも楽しく暮らせるようノートや手帳を書いています。
今回のテーマは「役割別に分類して考える」です。
みなさんいろんな役割を持って生活をしていると思います。妻としてのわたし、母としてのわたし、娘としてのわたし、仕事をするわたし、それから個人としてのわたし…。
これらのバランスが良いと生活が上手くいっていると感じるのではないかと思っています。
家のことや子どもの面倒ばかりみて自分のことがおざなりになると気持ちが荒みます。かと言って、ひとり時間を重視しすぎて家や家族のことをほったらかしだと生活に支障が出たり…。そして体調が悪ければどれも上手くやることが出来ません。
今回はバランスをよく暮らすために手帳が役に立つという話をしていきます。
手帳を眺めてバランスを見る
手帳を見てみるといろんなことがごちゃ混ぜで書いてあると思います。それを役割別で分類して、その日の満足度をチェックしてみるとどういう状態が自分にとっていい状態か分かるようになります。
まずは役割の分類を決める
分類は3〜6くらいの範囲で決めるといいと思います。
イメージが湧かない場合は「家事・個人・体調」をベースにして、生活や環境に応じて…子どもに手がかかるなら+育児、仕事については別で考え得たいなら+仕事、親の介護などがある場合は+実家とオプションを追加していくといいと思います。
わたしの場合は、
・家事…家事や雑用、実家のことも広く
・育児…子どもに関すること、PTAも含む
・個人…個人としての楽しみや仕事のことも
・体調…体調チェックの他に運動のことも
の4つに分類しています。
母が体調を崩したときは「実家」という項目もありましたが、今は落ち着いたので家事に含んでいます。
イメージカラーを決める
分類が済んだらイメージカラーを決めて、それを手帳の見やすい場所に書いておきます。フセンに書いて手帳の最初のページや、今日のページに貼っておくのもいいです。
リストやログなどを書いたとき、色を塗ったりラインを引いたりするとパッと見でどれが多くどれが少ないかなど分かりやすくなります。
・色違いのボールペンで文字を書き分ける
・黒ペンで書いて、マーカーで印をつける
・黒ペンで書いて、色鉛筆で塗る
わたしはマーカー派。クリーンカラードットというドットが押せるペンで分類しています。ラインも引くことが出来るので便利です。
▼イメージキャラクターも便利
わたしはカラーの他に動物をイメージキャラクターとして設定しています。
・チョコマカ動いて家事や雑用などこなしてくれそうなリスは家事担当。
・ちょっとぼーっとしていながらもスタンプのポーズがちゃんとしている風なのでウサギは育児担当。
・型にハマらず自由に駆け回っていそうなシカはわたし個人担当。
・毎日滞りなく羽ばたけるようトリは体調担当。
例えば、片づけについて書くページにリスがいると「家事に関することが書いてある」と分かりやすくなります。リスに吹き出しをつけてページのタイトルにするとかわいくて分かりやすいです。
またリスがしゃべっているというちょっと不思議な光景を見ると、軽い気持ちでノートを書き始めることが出来たり、グチもリスにしゃべらせておけばコミカルで面白いで済んだりもします。
どう役立てるか
1日の終わりに役割別で今日の出来事や感想と満足度も書いてみるといいと思います。役割別で考えると出来たことが分かりやすく足りないことも見えやすくなります。
他にも手帳などに役立てる方法は…
▼ToDoリスト
ToDoをリスト化したら、イメージカラーで印をつけると役割別の分量が分かりやすくなります。また、同じ役割のToDoは関連性があるものもあるので効率よくこなせるメリットもあります。
▼ライフログ
タイムラインを使ったライフログをつけている方はイメージカラーを使うことで役割ごとにどんな時間の使い方をしているか視覚的に分かりやすくなります。
▼ノートの使い分け
レシピなど家族と共有したい情報がある場合、子どもの成長をまとめて見たい場合など専用ノートがあると都合がいいこともあります。
▼整理整頓
家の整理整頓をするときにも役割別の考え方は役に立ちます。各自の部屋に各自のものを収納できればいいですが、そうはいかないとき箱のラベルにイメージカラーのシールをつけるなどすると分かりやすいです。常に意識しているイメージカラーのおかげでひと目で分かるので便利です。
1日の中で少しずつでもそれぞれの役割に関する時間を取るようにするという方法もいいですし、平日と休日でライフスタイルが違う場合は1〜2週間のスパンでバランスを見るのもいいと思います。
全てをバランスよく上手くいかせたいなんて欲張りですか?でも、そういう欲はいいと思うのです。手帳を使って、自分なりのバランスで生活を良くしていきましょう。