【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part332:親子間でもタメ口はNG?!他
みなさん、こんにちは~!
最近、真夏日が続いていますね。みなさん体調はいかがですか~?
早くも夏バテ気味という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
疲れたときは無理をせず、涼しい部屋で韓国ドラマを見ながらパワーを充電しましょう!
それでは、今回の不思議を見ていきましょうか。
今日も面白くてためになる韓国ドラマの不思議を紹介していきますので、韓国ドラマ鑑賞とあわせて、ぜひ、こちらもお楽しみくださいね☆
ひとつめの不思議はこちらです!
「取り箸・取り皿を使わないのが韓国スタイル?」
会食などで大皿に盛られた料理を食べるとき、日本だと取り箸や取り皿が一緒に運ばれてきますね。
その取り箸を使って、それぞれのお皿に取り分けて食べることが日本では多いのではないでしょうか?
しかし、韓国では大勢でひとつの料理を囲む場合でも、取り箸や取り皿が運ばれてくることがありません。
というのも、韓国では大皿の料理を各自取り分けて食べる習慣がないからなんです。
韓国では、お店でも家庭でも、いくつものおかずが食卓に並びます。
ごはんの入った器は人数分用意されますが、それ以外の料理に人数分の取り皿を使うことは滅多にありません。
それぞれが食べたいおかずに手を伸ばし、一旦取り皿に取ることなく、そのまま直接口に運びます。
つまり、食卓に並んだ大皿から直箸で自分の口に運ぶということです。
このように、ひとつの料理をみんなでつつき合って食べるのが、韓国のスタイルなんですね。
食卓に並んだおかずは、みんなで食べるものというのが韓国での考え方で、全員でシェアして食べるんです。
これはチゲなどの汁物も例外ではありません。
日本では、ごはん茶碗と汁椀が銘々につきますが、韓国ではチゲも食卓の中央に置かれた器から、それぞれのスプーンで直接すくって口に運びますよ。
このスタイルは家族間だけでなく、友達や会社の同僚などと食事をする際も変わりません。家でもお店でも、基本的にみんなでつつき合って食べます。
ドラマのなかでも会食をするシーンはよく出てきますが、やはり、ひとつの料理をみんなでつつき合って食べていますよね。
しかし、ここ数年、ひとつの料理をみんなでつつき合って食べる韓国のスタイルに変化が見られるようになりました。
これには、新型コロナウイルスの影響が関係しています。
みんなでつつき合って食べるスタイルは、感染拡大につながる恐れがあるとして、日本のような取り箸や取り皿が韓国でも取り入れられるようになったんです。
新型コロナウイルの影響が、このような韓国の食事スタイルにまで変化をもたらしていたとは…。
コロナは終息しつつありますが、今後は韓国でも取り皿を使う機会が増えていくかもしれませんね。
それでは、次の不思議を見ていきましょう!
「親子間でもタメ口はNG?!」
韓国には、儒教の教えが現在でも色濃く残っています。
なかでも重視されているのが「年上・目上の人を敬う」ということです。
昔から、年上や目上の人には敬意をもって接することが大事と考えられてきました。
その意識は親子の会話にも表れていますよ。
ドラマを見ていても、子供が親に対して敬語を使って、とても丁寧な話し方をしていることが多いです。
親子といえども、子供にとって両親は年上・目上の人という存在ですよね。
そのため、子供は両親に尊敬の意を込めて敬語を使って話します。
これは他人に対して身内の話をするときも変わりません。
たとえば、父親が留守のときに電話を受けたとします。
日本では「父は今、出掛けています」と言うところ、韓国では「父は今、出掛けていらっしゃいます」という言い方をします。
日本人の感覚からすると、これは不自然な感じがしますよね。
しかし、年上や目上の人を敬うことが当たり前の韓国では、他人に身内の話をする場合でも、へりくだった言い方をすることはありません。
むしろ、日本のように身内に対して敬語を使わずに話すと、その身内のことを敬っていないと受け取られかねません。
ただ、最近は時代の流れもあり、家庭内での敬語の使い方は昔ほど厳しくはなくなってきています。
子供が両親に敬語を使わずに話す家庭も多く見られます。
母親にはフランクにタメ口で話をしても、父親には敬語を使って話すという場合もありますよ。
敬語を使うことで尊敬の意を表すというのは、素敵な文化ですよね。
時代と共に変化していく部分はあるかと思いますが、こういう気持ちは大切にしていきたいものですね。
いかがでしたか?
今回の内容からも、韓国の文化や習慣というものが見えてきたのではないでしょうか?
今後もドラマのワンシーンから見える韓国の文化や習慣などをたくさんお伝えしていきますよ^^
ぜひ、楽しみにしていただけたらと思います☆
それでは、また次回もお会いしましょう♪
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