京都市南区でランチ・京都駅前のアヴァンティにある昭和な喫茶店でゆったりオムカレー
京都駅というと北側の京都タワー周辺をイメージされる方も多いかと思います。確かにここから京都観光始まりますえ感は盛り上がりますが、南側の八条口もなかなかいいんですよ。近年かなり整備されすっかり様変わりした駅南側ですが、そんななか昔から営業している商業施設が京都アヴァンティ。京都にお住まいの方なら(きっと)誰でも知っている施設ですよね? 今回はこちらにあります昭和な喫茶店にお邪魔してきました。
アヴァンティ(京都は通常つけずにこう呼ばれます)の1階、南東角にあるのが「純喫茶みなみ」さん。この佇まい、正統派喫茶店の香りがすでに漂っております。
看板もストロングスタイルでしょ。これは店内も期待できそう、と入り口に向かうと、自動ドアが故障中。「手で開けてください」の貼り紙に従い、早速店内へゴーでございます。
一歩足を踏み入れますと、そこはまさに喫茶店。それ以上でもそれ以下でもない、イメージどおりの喫茶店の世界が広がっております。初の来店ですが、もうすっかり落ち着いちゃうこのとてもいい感じ。すべてをチェックしたわけではないですが、全テーブルに灰皿が置かれてるっぽいのも昭和スタイル。ちなみにアヴァンティは1984年創業とのことなので、こちらのオープンは同じ、もしくはそれ以降のはずですが、もっと前からずっとここにあるような感じがします。
メニューがこちら。ホット&アイスドリンクにクリームの項目も。フードはサンドイッチ系と軽食ですね。アルコール類がしっかりスペースをとって記載されているのもポイント。近所の常連さんとかがおつまみセットとか頼むんでしょうね、うらやましー。
メニューはわかりやすい写真入りもございまして、こちらがフード関連のページ。
こちらはドリンク関連。ここでもしっかり焼酎のボトルが載ってたりして、お酒好きとしてはとても微笑ましい気持ちに。
注文したらまずテーブルに置かれたのがこちらのセット。紙ナプキンに包まれたスプーンのデザイン、しっかりしたおしぼり、爪楊枝入れ、そしてウスターソース。ここもまた正しすぎる喫茶店感があふれてまして、思わず1枚撮影してしまいました。
と、それほど待たずに注文の品が登場。今回いただいたのは「オムライスカレー」810円です。近頃流行りのふわとろスタイルではなく、玉子でしっかりとライスが巻かれております。そしてその上からは、いわゆる「喫茶店のカレー」がたっぷり。ビーフがチラホラ見えてるのも食欲をそそりますわね。
スプーンでカットしたので、あまりきれいじゃなくてすみません。玉子にくるまれていたのは、おそらくこちらでヤキメシとして出されているものではと推測。ベーコンとピーマン、玉ねぎなどの野菜が入っておりました。カレーは欧風テイストで誰もがおいしい!と思える味わい。見た目以上にふんわりとした軽い食感の玉子も手伝って、サクッと完食いたしました。
京都駅南側でおそらく長〜く愛されている「純喫茶みなみ」さん。京都観光のスタートにここで落ち着いてからっていうのもいいですし、京都観光終わりに新幹線までの時間をここで、っていうのもおすすめ。もう帰るだけならおつまみセットもいけますしね。とにかく、ほっこりゆったり落ち着ける純喫茶、メニューが多いのもポイントです!
純喫茶みなみ
住所/京都市南区東九条西山王町31 京都アバンティ1F
営業時間/7:45〜18:30
定休日/木曜(←要確認)