「内容的には課題が多い」「次の対局で反省を活かせるように」王将戦第3局勝利、藤井聡太挑戦者コメント
藤井聡太挑戦者「(一局の将棋を振り返って)ちょっと封じ手(62手目△5六歩)のあたりは失敗したのかなと思っていて。そのあとそうですね、ちょっと、どう勝負していくかという局面が続いたかなと思います。終盤も少し足りない感じで指してはいたんですけど。最後、飛車を取った手(119手目▲8一金)がきわどく詰めろで入ったので。そのあたりで好転したかなと思いました。(1日目の進行は?)うーん、ちょっとそうですね。なんか(39手目)▲5八金から(45手目)▲5六歩としたあたり、かえってなんか、本譜はキズになってしまったので。ちょっとそうですね。そのあたりの手の組み合わせが、よくなかったかなと思います。(2日目午後は攻めが細いのが懸念材料だった?)そうですね。(76手目)△4二桂と催促されて、本譜、攻めていったんですけど、進んでみるとちょっと足りないのかなという感触ではありました。(これで七番勝負は3連勝)内容的にはやっぱり課題が多いかなと思うので、次の対局でそういう反省を活かせるようにしたいと思います」