2024年7月6日（土）に春日井市福祉文化体育館で開催された「親子でボランティアチャレンジ」に参加し、その一環として活動体験にも参加させていただきました。
猫が大好きな我が家が選んだ活動体験先は市内で保護猫・地域猫活動をされている「春日井さくら猫の会」さんです。
実際の保護猫譲渡会にお手伝いとして参加させていただき、子どもがボランティアに興味を持つ良いきっかけ作りになりました。

活動体験は、市のボランティアセンターに登録されているボランティア団体さんの中から好きな体験先を選び、後日伺うというもの。
春日井さくら猫の会の場合は、親子でボランティアチャレンジの翌日に活動内容についての説明会があり、後日会が主催する保護猫譲渡会にお手伝いスタッフとして参加させていただく、という形になっていました。

「春日井さくら猫の会」は、春日井市を拠点として地域猫活動に力を入れて活動をされているボランティア団体です。

地域猫活動とは、不幸な猫をこれ以上増やさないために飼い主のいない猫に対しTNR（Trap：野良猫の捕獲をし、Neuter： 不妊手術をし、Return： 猫を元の場所に戻す。の頭文字を取ったもの）をして、里親さん探しをしたり、地域猫としてその命を全うできるよう見守る活動の事です。
その活動は多岐にわたり、無償のボランティアということに驚くほどです。

説明会では小学生の子どもにも分かりやすい内容で猫の生態や活動内容についての説明があり、親子で保護猫・地域猫活動についての理解が深まりました。

また譲渡会でのお仕事の内容も詳しい説明があり、当日の不安もなく参加することが出来ました。

保護猫譲渡会当日は約1時間前に会場へ行き、設営から参加猫たちの搬入のお手伝いを体験させていただきました。

開場後は子どもも率先し、来場された方への案内や事前アンケートのお手伝いをさせてもらいとても良い体験になったようです。
保護猫と暮らしている我が家ですが、実際に保護猫譲渡会に参加させていただきこういったボランティア活動もあるということはとても参考になりました。

この日の譲渡会では62匹の猫が参加し、その内16匹のトライアルが決まったそうです。
26組60名の方が来場され、会場内はとても賑わっていました。

保護猫・地域猫活動には様々な意見があると思いますが、排除するのではなく地域の環境問題の1つとして考えることは地域に暮らす者としても大切なことだと感じました。

「親子でボランティアチャレンジ」以外にも、活動体験ができる場として小学校5年生～高校生の方を対象とした「青少年ボランティアスクール」も毎年開催されています。
興味のある方は是非来年参加してみてくださいね。