【春日井市】防災食の試食やシルバー疑似体験も!親子で学べる「親子でボランティアチャレンジ」へ。
2024年7月6日(土)に春日井市福祉文化体育館で開催された「親子でボランティアチャレンジ」に参加させていただきました。
このイベントは今年度から始まった新企画で、子どもと保護者が一緒にボランティアについて学び、体験することができるイベントです。
当日は多くの参加者の方と共に、シルバー疑似体験や防災食の試食、災害時に役立つ食器作り、段ボール瓦作りなどを通じてボランティアや防災について勉強させていただきました。
今回伺ったのは春日井市総合福祉センター隣にある「春日井市福祉文化体育館」です。
「親子でボランティアチャレンジ」は小学校3年生から高校生のお子さんと保護者を対象に、ボランティアについて触れ、学ぶことを目的に企画されました。
まず初めにスクリーンを使いボランティアコーディネーターの方から、ボランティアとはどういったものなのかクイズを交え説明していただきました。
子どもにも分かりやすく、大人も改めて理解が深まる内容でした。
ボランティアについて学んだ後は「シルバー疑似体験ボランティア シデコブシ」の講師の方による「シルバー疑似体験」に参加しました。
白内障の見え方が体験できるゴーグルや、身体が不自由な方の体験ができる専用のグッズを全身に付け、日常生活でよくあるシーンを体験してみるというものです。
実際に体験してみると想像のはるか上を行く大変さで、子どもにとっても貴重な体験になったと思います。
その後は災害時に役立つ、新聞紙を使った食器作りを体験しました。
日頃ストックしておき、災害時に広げラップをかぶせることで繰り返し使える食器になるというものです。
この体験では防災食の試食もあり、美味しい企画に子どもがとても喜んでいました。
防災食はお湯を注いで作るアルファ米のわかめご飯や、じゃがりこを使ってポテトサラダを作るものもあり楽しみながら学ぶことが出来ました。
午後からは段ボールを使った段ボール瓦作りを体験しました。
段ボール瓦という物自体初めて知ったのですが、災害で瓦が飛んだり割れてしまった時に代用できるものとして実際に能登半島地震でも使われたそうです。
この段ボール瓦は防水シートで段ボールを包み防水テープも使うため防水性が良く、耐久性にも優れているのが特徴です。
仕上げにマジックペンで好きなイラストや文字を描くことが出来るので被災地への思いを込めて皆さん楽しく取り組まれていました。
最後は春日井市福祉文化体育館でカローリングのチーム戦を行いました。
カローリングはカーリングに似ていますが違う種目で、室内でカーリングができるように考案されたニュースポーツです。
激しい動きが必要ないため、体が不自由な方やご年配の方でも楽しく参加できるのが特徴です。
優勝チームにはボランティアセンターのマスコットぼららのプリントがされた可愛いバッグのプレゼントもあり、他の参加者の方とも交流できる楽しい企画でした。
最後にはぼららも登場し、みんなで記念撮影をして終了となりました。
この後希望者のみ後日ボランティア活動体験ができるようになっており、我が家は市内で保護猫・地域猫活動をされている「春日井さくら猫の会」さんのもとで体験させていただくことになりました。
その様子もまたご紹介したいと思います。
今回の「親子でボランティアチャレンジ」では、親子で改めてボランティアについて考え、触れるきっかけとなりとても有意義な1日となりました。
子どもにとってもまた1つ世界が広がり、今後の人生の選択肢が増える経験となったのではないかと思います。
「親子でボランティアチャレンジ」以外にも、小学校5年生~高校生の方を対象とした「青少年ボランティアスクール」も毎年開催されています。
興味のある方は是非来年参加してみてくださいね。
【イベント情報】
親子でボランティアチャレンジ
日時:7月6日(土)10時~15時
※イベントは終了しています。
会場:春日井市福祉文化体育館
問い合わせ先:社会福祉協議会 地域支援課
春日井市社会福祉協議会(リンク先:春日井市社会福祉協議会)
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