雁木が並ぶ地域に移住して10年、ライターのかどまるです。
ここ数年、リモートワークが増え働き方が変わってきましたが、ここ上越市内もコワーキングスペースが増えてきました。会議ができるスペースがあったり、ワークショップをイベント的に開催している所、新幹線等のアクセスが便利な所など。どこも快適に使用できるだけでなく立地を活かしてイベントを開催するなど個性も様々です。

今回ご紹介するのは本町２丁目にあるコワーキングスペースとコーヒー豆の焙煎所を兼ねた「まめつぶ珈琲焙煎所」さん。実はここは「高田町家 こめつぶ」という複合施設になっていて、様々なワークショップの会場としても使われているのです。
ここで来月、アイスコーヒーを美味しく淹れるためのワークショップが開催されると聞き早速お伺いしてきました。

ハンドドリップコーヒー体験会（アイスコーヒー編）

開催日　2023年6月10日（土）
開催時間　10:00～12:30
開催場所　高田町家「こめつぶ」上越市本町2丁目1‐10
＊まめつぶ珈琲焙煎所に併設された施設です
募集定員　6名
参加費　¥3,000　
お申込み　まめつぶ珈琲焙煎所インスタグラムDM、又はmametsubu@norishiro-arch.comへメールでお申込みください（件名に”coffee-kaをお付けください）
駐車場　まめつぶ珈琲焙煎所の裏、儀明川沿いの専用駐車場をご利用ください

今回のワークショップは募集定員が限られていますが、珈琲豆はいつでも買うことができます。そして建物自体に風情があるので「ちょっと違うところでリモートワークしたいな…」という方もどんなお店なのかどうぞご覧ください。

珈琲豆の焙煎と販売、コワーキング＆レンタルスペースと様々な顔を持つ複合施設的な町家「こめつぶ」

本町通り、雁木下に連なるまめつぶ珈琲焙煎所。可愛い看板が目印です。

元は富山の薬売りの自宅兼倉庫だった町家。その後人の手に渡り、更にその後まめつぶ珈琲焙煎所になったそう。所長さん曰く元々使われていた建物だったのであまりリフォームをする必要が無かったとのこと。
近年ここ高田地域で見られるリフォーム町家のお店とは違い、古いまま現役で使用されているので建物が持つ歴史と魅力を感じさせてくれますね。重みがあります。

扉を開けると豆を焙煎する香ばしい香りがします。
入って左手に焙煎所のカウンターが。

反対側にはハンドメイドの作家さんの販売スペースがあります。

中にはこの焙煎所のコーヒー豆を使った作品も。

地域の様々なワークショップや教室の情報が設置されているスペースもあります。

こちらは販売しているコーヒー豆のメニュー表です。既にご存知の方も多いですが、こちらは飲食店ではありませんのでコーヒーをいただくことはできません。

豆にはそれぞれ個性があるので、どれを買ったらいいかわからないときはスタッフさんへ好みをお伝えください。
かどまるはパプアニューギニアの豆をゲット。酸味が無くて飲みやすいのを選びました。

こちらは月替わりの豆のメニュー。今月はコスタリカのジャガーです。
挽き方も選べるのでスタッフさんにお声がけください。

ちなみにコワーキングスペースとしてまめつぶ珈琲焙煎所を利用する場合はコーヒメーカーを利用して、セルフサービスでコーヒーを飲むことができます。

コワーキングスペースでの利用

①事前にまめつぶ珈琲焙煎所のホームページから利用したいスペース、日にち、時間を選択しお申込みください
②支払い方法はカード決済か現地決済のどちらかを選択してください
③登録したメールアドレスに確認メールが届いたら申し込み完了
＊現地決済の場合はスペースの利用前に料金をお支払いください

さあ、どんな素敵な建物なのか行ってみましょう。

長く続く建物と高い天井、高田町家らしさが詰まった複合施設

焙煎所の奥の扉を開けるとコワーキングスペースとレンタルスペースに繋がる廊下が出現。
儀明川のほうまで続いているそうです。

まだ続いている！
手前の水場のタイルもノスタルジックで味わいがありますね。

振り返ると高い天井に高田町家らしい階段が。手すりがあるので安心です。

階段を登って見上げると立派な梁が。よく見ると太く大きな文字が書いてありますね。どちらも迫力があります。

コワーキングスペースは個室が２つ。オープンスペースも対象です。
複合機はオープンスペースにありますよ。
奥の部屋ではこの日絵画教室が行われていました。

今回かどまるがレンタルしたのはこちらの個室。（定員2名）
コーヒー付きで１時間500円、落ち着いたこのお部屋でお仕事できるなんてお得ですね。

ちなみにもう１つの個室はこちら、絨毯敷きにイーゼルがまた雰囲気良いです。（定員２名）

豆を選んでドリップマシンをセッティング。
コポコポ…といい音と香りがしてきましたよ。

Wi-Fiのセッティングしながらいただきます。
お部屋の雰囲気といい、なんという贅沢。

この日は所長さんにお任せしたところ深煎りのコク深い豆でした。
うん、目が覚める味わいで頑張っていい記事が書けそうです。

まめつぶ珈琲焙煎所は二七の朝市にも出店中

まめつぶ珈琲焙煎所のコーヒーをすぐ飲んでみたいという方には二七の朝市もお勧め。
毎月２と７が付く日、大町小学校のグラウンドに面した位置で出店しています。

朝市のほうではコーヒーの販売の他、コーヒー豆の販売もしています。
朝市で買い物して荷物抱えながらコーヒーブレイク、青空だと尚いいですね。

二七の朝市のみ提供、ドリンクのラインナップはこちら。

かどまるのイチ推しはコーヒートニックです。
アイスコーヒーより軽く炭酸と酸味が爽やかでこれからの季節にぴったり。（550円）
待っている間に「何買ったの～？」とお客さん同士で弾む会話も朝市ならではですね。
コーヒーが繋げるご縁です。

まめつぶ焙煎所のハンドドリップアイスコーヒー編、お申込みはお早めに！

いかがでしたでしょうか？
アイスコーヒーが飲みたくなってくるこの季節、自宅でも美味しく淹れられるようになったらお家でのコーヒータイムもちょっとリッチになりますよね。焙煎所直伝のワークショップは6/10開催、定員が6名と限られていますので、どうぞお早目にお申込みください。
豆の販売は休業日以外はいつでも可、コワーキングスペースもゆったりお仕事に集中できて素敵な空間なので是非お仕事でもご利用ください。
かどまるも仕事しながら豆を買いにまた伺います。皆様も是非お立ち寄りくださいね。