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【東京都台東区】上野アメ横の激安激シブ大衆酒場「豚坊」は250〜350円のメニュー多めでコスパ優良!

デヤブロウ街歩きWebライター(東京都台東区)

 今回は上野アメ横の「もつ焼き酒場 豚坊(とんぼう)」をご紹介。
 ①上野駅の直近で、②オーソドックスなお酒&肴を、③とにかく安上がりに楽しみたい!という欲求を一度にサッと満たせるお店です。加えて、昭和前期~中期を思わせるような渋い外観と店内、にぎやかな店員さんのトークとお店の雰囲気に惹かれる人も少なくないかも。

◆アメ横ガード下の暗がりにぼんやり浮かぶディープな外観

 「豚坊」があるのは上野・アメ横商店街の入口に近い場所。京成上野駅やJR上野駅から横断歩道をまたいですぐ行けます。

 ガード下のトンネル状になった薄暗い場所を、ぼんやりと店先の灯りが照らし、座席が並んでいる様子は、アメ横でも一際渋い雰囲気です。

 店内はさらに渋さを増し、木張りの壁面にブリキの看板と、昭和中期を思わせる内装になっています。活気がありつつも、どことなくノスタルジックですね。

◆大根煮、焼きとんのほか激安メニューが続々

 ここのメニューは店名にも書いてある焼きとんをはじめ、もつ煮込みなどの定番所が並んでいます。250円〜350円のメニューがかなり多く、その他も価格帯は低めでお財布に嬉しいロープライス!1,000円前後でザッと軽く飲みたい時でも、2,000円~3,000円で少し深酒したい時でも、気軽に楽しめそうです。

 壁面にも色々な料理名が。一味違った料理にチャレンジしたい時はこちらから選ぶと良いかも。

 ではさっそく、乾杯!

 名物の大根煮(250円)はもつ煮込みに近い味わい。煮汁が良く染み込んでいて、大根自体も大ぶりなので満足度が高い一品です。油分で胃がもたれることも肉料理より少ないので、最初に頼んでおいて少しずつゆったり食べるのにちょうど良さそうです。白菜漬け(250円)も値段の割に量は多めで、無難ながら塩気の効いた味でビールが進みます。

焼きとん(2本で280円)は最初はてっぽう(塩)を注文しました。プリプリした食感と噛みごたえがクセになる一皿です。

 つづいて腕(タレ)を注文。タレは甘味や塩気が控えめで食べやすく、弾力ある肉と好相性。どちらも焼き加減もちょうどよく、味よしボリュームよしです。

もつ煮込み(300円)は油っこすぎず、淡白すぎずで深い味わい。大根煮と一緒に頼んで、食べ比べても面白いかも。

マカロニサラダ(250円)は値段に対して結構なボリュームがあります。マヨネーズとツナが和えられていて味付け控えめで、サラダというよりは飲みの締め代わりでも行けそうです。

◆お客さんも店員さんもワイワイガヤガヤ

 「豚坊」は人気店だけに店員さんも多く、お客さんと店員さんが顔なじみのように雑談したり、笑い合っている光景がよく見られます。店員さん同士でも威勢の良い会話が飛び交い、その活気が店全体にも独特の雰囲気を与えています。

 常連さんのなかには、入店して座席に着く前に「生(ビール)で」注文する人も。そのお客さんが席につくとすぐにビールが運ばれてきます。さながら阿吽の呼吸!

 ここは客層も多岐にわたり、若い人から年配の方までが飲食や宴席を楽しんでいます。価格帯は安く居心地の良く、内装は昭和チックで駅からすぐの高利便性と、多くの年代から愛されるのも納得ですね。

もつ焼き酒場 豚坊(とんぼう)/※Rettyページ
【住所】
東京都台東区上野6-11-6
【最寄駅】
京成本線・京成上野駅から徒歩1分
【営業時間】
月~金:16:00~23:00
土日祝:14:00~23:00
【定休日】
毎週第3月曜日
【電話番号】
03-3832-5710
【ジャンル】
居酒屋・焼き鳥

街歩きWebライター(東京都台東区)

カフェ・居酒屋探し、博物館・美術館見学、銭湯巡りや寺社探訪など、都心部の街歩きが大好き!特に都内で暮らし始めた頃に住んでいた浅草近辺、博物館・美術館が沢山ある上野界隈など、台東区内を月に2~3回は散策しています。東京23区でも面積最小ながら、歴史と見所が詰まった台東区の魅力を積極的に発掘・発信していきます!

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