ホークス武田翔太「超キレてた!」ファーム調整登板で150キロ、3回零封
ストレートに自信、翔太スマイル
「今日はストレートが走っていました」
登板直後に声をかけると、いつもの翔太スマイル。それは自信の笑みだった。
ソフトバンクの武田翔太が31日のウエスタン・リーグのオリックス戦(タマホームスタジアム筑後)に先発。予定の3回を投げて無失点。被安打2、奪三振3、与四球1の内容だった。
テーマは直球。「引っ掻く悪い癖を修正したい」と、それまでのノーワインドアップ投法からセットポジションに変更。さらに「倉野コーチと一緒に下半身のトレーニングも行った。その成果が出たと思う」と話した。
引っ掻く悪癖は修正された
リリースポイントの瞬間の叩くようなイメージが戻ってきた。147キロ前後をコンスタントにマーク。最速150キロを記録した。
「直球の感じが戻ってきましたね。超キレていたと思う。細かいコントロールの精度を上げないといけないけど、良かった時の感じに近いです」
原点回帰し、入団1年目(8勝1敗、防御率1.07)の投球フォームを参考にしているという。次回登板は未定だが、大事な終盤戦へ欠かせない戦力だけに工藤ホークスにとってはまた大きなプラス材料になる。