【ガーデニング】水やりだけでお花をモリモリ咲かせるプロのテクニックとは【園芸初心者に伝えたい】
ガーデニングを始めたけど水やりのタイミングがわからない。
お花の水やりって毎日与えればいいのじゃない?
ガーデニング初心者の方ほど水やりを毎日してしまいがちですが、実はプロや上級者はの水やりは最低限しか与えないのが鉄則。
お花をモリモリ咲かせるには、水やりの加減です。
この記事では、水やりだけでお花がモリモリ咲くノウハウをわかりやすくお伝えします。
初心者の方も、過去に何度もお花が上手く育たなかった方も、きっと役立つと思いますので一読くださいね。
お花が上手く育たない原因のトップは水やりのし過ぎ
ガーデニング初心者の方がお花が上手く咲かない、モリモリにならない原因の一番は水やりのし過ぎです。
お花のお手入れと言えば水やりと思いがちですが、実はほとんどが与え過ぎでお花の成長を阻害しています。
そんなことあるの?と言われますが、私のSNSなどを通じて寄せられるお悩みを数千件以上受けていた内容を見ていると、たいていの方が水やりが上手くできていません。
水不足で枯らすより、水やりのしすぎでお花をダメにしてしまう例がほとんどです。
水やりの基本は土の表面が乾いたら与えると言われますが、そんなの加減がわからないのも経験談。
お花が育つメカニズムを知ろう
お花をモリモリに育てるには、メカニズムを知ると理解できるかもしれません。
お花は苗を植えた時から水を求めて根を伸ばしますが、毎日水やりをしていると常時水があるので根が伸びません。
地下にある根と、地上にある茎や葉っぱ、お花は根の大きさに比例してきます。
根が育たなければ地上のお花もモリモリ育ちません。
根が水を求めて伸びるように水やりをしてやるのがプロのテクニックです。
苗を植えた後の水やり方法
お花の苗を植えた時、小さな3号のポットから6号8号の鉢に植え替えると思います。ぶっちゃけ言えば、購入したてのポットの苗はほとんど水は吸いません。
春であれば、植え付け後1週間くらいは水やりは不要なくらいです。
植えつけ直後のお花の苗に毎日水やりしていたら根が伸びないままで、地上部の葉っぱもお花も大きく育ちません。
上手く行かない、モリモリにならない、ほとんどの方が購入後に植え替えて毎日水やりしているかもしれません。
簡単に水やりのタイミングを知る方法
お花の水やりのタイミングがわからなくて、乾燥しているのか、水やりし過ぎなのか、判断するには鉢を持ち上げてみることです。
明らかに水不足だと軽いですし、持ってみて重ければ水やり不要のサインです。
少し力が必要なのですが、日ごろ鉢の重さを知っていると持っただけで土の中の状態がわかります。
地植えの花壇は基本水やり不要です
お花を花壇などに地植えにした場合は植え付け後にたっぷり与え、その後は基本水やりは不要です。
地植えのお花に水やりをしていたら地植えのメリットである大きく育つことすら困難になります。
花壇に、お花を植えたら水やりはしない方がお花は育つと覚えておきましょう。
水やりが必要なのは雨が全く降らない状態が数週間も続いたり、お花がしおれているのを確認してからでも問題ありません。
水やりに自信がない方へおすすめの鉢とは
毎日仕事で不在にして、水切れが不安、つい毎日水やりしてしまう。そんな方におすすめなのは、スリット鉢や不織布プランター。
とても水はけが良くて、水やりしすぎてもモリモリ育ちやすい環境が作れる優れもの。
デザイン的には超おしゃれじゃないですが、水やりのし過ぎにも対応してくれる構造なのでおすすめです。
まとめ
お花を初めて植える、何度お花を植えてもモリモリに育たない。それは水やりの方法が間違っているのかもしれません。
植えつけ直後の苗は水はほとんど吸いませんし、毎日与えたら余計に育たなくなります。
土の表面が乾いたら与えると言われますが、それはあくまで参考程度。
水やりをうまく管理できればお花はとてもよく咲きます。
園芸歴25年の私の経験談です。