【京都市左京区】村上隆の大規模個展がいよいよ開幕!新作や国内初公開の約170点もの作品が登場
世界的に評価される美術家、村上隆さんの大規模個展「村上隆 もののけ 京都」がいよいよ京都市京セラ美術館で開幕。連日大盛況となっています。
京都市美術館 開館90周年記念の大規模個展
京都市京セラ美術館の前身は1933年(昭和8年)に開館した「大礼記念京都美術館」。1952年(昭和27年)に「京都市美術館」に改称しました。
公立美術館としては「東京都美術館」に次いで国内で2番目に開館した美術館で、美術館前に設置された石碑によると、現存する日本でもっとも古い公立美術館建築だそうです。
2020年にはリニューアルして「京都市京セラ美術館」となりました。昨年2023年に開館90周年を迎え、その記念展としてふさわしいスペシャルな企画として行われるのが今回の京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」です。
国内では約8年ぶりとなる大規模個展「村上隆 もののけ 京都」
「村上隆 もののけ 京都」は村上さんの国内では約8年ぶりとなる今回の大規模個展。あらたに書き下ろされた「洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip」や四神相応をテーマにした新作のほか、村上さんの代表的なシリーズなどその多くが国内初公開。約170点もの作品が「もののけ洛中洛外図」「四神と六角螺旋堂」「DOB往還記」「風神雷神ワンダーランド」「もののけ遊戯譚」「五山くんと古都歳時記」のセクションに分かれて展示されています。
プリッとしたお尻がたまらない、中央ホールに設置された「阿像」と「吽像」。正面からの姿はぜひ会場でご覧ください。
会場内には、村上隆作品がデザインされた限定グッズの特設ショップが登場。帰ってきてからあれを買えばよかった、これも買えばよかったと後悔するのでした。
2月16日(金)と29日(木)には企画担当者によるギャラリートークが開催。さらに3月初旬にはルイ・ヴィトンとコラボした巨大彫刻作品が京都市京セラ美術館の日本庭園に登場します。
京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」は、9月1日(日)まで開催。なんと、京都市在住もしくは京都市内の学校に通学している学生さんは入場料が無料となります。ふだんアートに接することがないという学生諸君は、この機会にぜひ、日本が世界に誇るアートに触れてみてください。こんな機会はなかなかないですよ!
京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」
会期/2024年2月3日(土)〜9月1日(日)
開館時間/10:00〜18:00(最終入場は17:30まで)
休館日/月曜(祝日の場合は開館)
会場/京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
京都市左京区岡崎円勝寺町124
観覧料/一般 2,200円、大学・専門学校生 1,500円
高校生 1,000円、中学生以下 無料
問い合わせ/075-771-4334(京都市京セラ美術館)
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