麦茶は「常温で保存しないで!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「お茶」はよく飲みますか?
お茶といっても、緑茶やウーロン茶、紅茶など、さまざまな種類がありますよね。私は特に「ジャスミン茶」が大好きで、よく買って飲んでいます。
でも、今回は特に暑い季節に人気の高い「麦茶」についてのお話です。
麦茶の特徴といえば、何と言ってもカフェインが入っていないこと。
実は、麦茶は大麦を原料にしているため、茶葉を使う緑茶や紅茶とは違い、カフェインが含まれていないのです。
そのため、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して飲ませることができ、特に夏の水分補給として重宝されていると思います。
しかし、麦茶の「保存方法」には注意が必要です!
今回の目次
- 麦茶の常温保存は危険
- 麦茶が腐りやすい理由
- まとめ
麦茶の常温保存は危険
今回のタイトルにも書いてある通り、麦茶は「常温で保存しないでください!」でも、なぜですか?
理由は…「麦茶は他のお茶と比べて非常に腐りやすい」から!
特に、暑い季節に麦茶を常温で放置してしまうと菌が繁殖しやすくなり、あっという間に腐ってしまいます。
ちなみに、麦茶が腐ってしまうと、見た目に変化が現れる前に、まず味が「酸っぱく」なることがあります。この酸味は、雑菌が繁殖した結果として生じるもので、飲むとお腹を壊す原因にもなりかねません。ですので、少しでも味に異変を感じたら、飲まずに吐き出してください!
麦茶が腐りやすい理由
麦茶は、なぜ他のお茶に比べて腐りやすいのでしょうか?
鍵を握るのは、「カテキン」です。
緑茶や烏龍茶には、「抗菌作用」の働きがあるとされる「カテキン」を含みますが、麦茶にはカテキンがほとんど含まれていないのです。
麦茶は、大麦に含まれるデンプン質や糖質、タンパク質が焙煎されることで、独特の香ばしい風味が生まれます。しかし、その一方で、デンプン質が麦茶に溶け出すため、雑菌が繁殖しやすく、傷みやすいという特徴もあるのです。
まとめ
- 麦茶は他のお茶と比べて非常に腐りやすい
- 麦茶には、抗菌作用の働きがある「カテキン」がほとんど含まれていない