【福岡市早良区】コスパ最強の天ぷら店「博多天ぷら のぼせもん」が西新に新規オープン
お散歩ライターの石井つかさです。
昭和29年創業のラーメン店「ホウテン食堂 奉天本家」を経営する博多グルメ・カンパニーが手がける新しい業態の天ぷら店「博多天ぷら のぼせもん」が2024年5月15日、早良区西新にオープンするということで、特別にグランドオープン前に取材させていただきました。
ラーメンで有名なお店が出す天ぷら店は、どういうお店になるのでしょう。
店内はカウンター席が8とテーブルが12席となっています。
清潔感のある厨房です。
天ぷらについての、こだわりについて店長の高橋さんにお話を伺うことができました。
和食の料理人だった高橋さんは和食の職人から、東京で天ぷら専門の職人として、7年ほど修行された後に、縁あって「博多天ぷら のぼせもん」で店長をすることになったそうです。
高橋さんが作る天ぷらは、素材の味を活かすために「薄ごろも」にこだわっているそうです。この薄ごろもを実現するために、粉はオリジナルで配合して、水と混ぜる際は、ザックリと混ぜて混ぜすぎない。またしっかり冷やした水を使うということに気を使っているそうです。
天ぷらを揚げているところを撮影させていただきました。
天ぷらは”音”で揚げるそうです。温度と粉の濃度の関係性の変化によって、低い音から高い音に変わるそうです。その音が高くなった時が、ちょうどいいタイミングだそうですが、筆者にはわかりませんでした。
また油は大豆白絞湯と、少しのごま油をブレンドしているそうです。
今回は、のぼせもん定食をいただきました。
内容は。天ぷら盛り合わせ(海老・旬の魚・イカ・鶏ムネ肉・野菜3種)にご飯、味噌汁、イカの塩辛、ツボ漬けで税込1320円となっています。※盛り合わせの内容は季節や仕入れによって変わります。
イカの塩辛も、かなり美味しいです。
これだけで、ご飯がどんどん進みます。
アラカルトでも注文することができるようです。
今日は取材のため、いくつかのメニューを作っていただきました。
変わり種で、玉子巾着天(税込260円)
イカと紅生姜のかき揚げ(税込360円)
アボカド天 スパイス&パルメザン(税込520円)
天ぷらは、こだわりの通り衣が薄くサクッとしていて非常に美味しく、アラカルトも
天つゆは出汁が効いていて天ぷらとよく合います。またテーブルに用意してある2種類の塩を使って食べると、素材の味が引き立って、たまらない美味しさです。
また、これと別にランチメニューの看板商品になりそうな海老海老天丼(税込1430円)も撮影させていただきました。5尾の海老がそびえ立つようにして丼の上に乗っています。すごい迫力です。定食の盛合せに入っていた海老が美味しかったので、この海老海老天丼も、間違いなく美味しいことでしょう。
さらに、上天ぷら盛り合わせ(税込2860円)まで撮影させていただきいました。
比較的、色んなものを食べているという自負がある筆者ですが、このコスパは見たことがありません。
海老2尾・甘鯛・はまぐり・野菜2種・季節の野菜 ※盛り合わせの内容は季節や仕入れによって変わります。
これだけの内容です。甘鯛は関西方面ではグジとも呼ばれている高級魚です。
一般的な飲食店で見かけることは稀で、その甘鯛の鱗を取らずにサクサクとした食感に揚げた、松笠揚げまで入っているんです。
よかったら味見をして下さい。という優しいお言葉をいただきましたが、すでに「のぼせもん定食」をいただいた後なので、食べ切れる自信はありません。それでも、甘鯛とはまぐりだけでも。と勧めていただいたので、食べてみて驚きました。
実は、メガネをかけていなかったので、松笠揚げだと気が付いていなかったのです。一口食べてサクッとした食感で、これはなんだ?と思いメガネをかけたら、甘鯛の松笠揚げだったというサプライズ。
そして、もう一つのお勧めのはまぐりも大ぶりのはまぐりを2つにカットしてあるにもかかわらず、しっかりしたサイズで食べ応えがあり、至福の時でした。定食1つで満腹になってしまう自分の胃が恨めしく思う一幕でした。
職人さんが作る本格的な天ぷらを食べることができて、コスパ最強の天ぷら店「博多天ぷら のぼせもん」が2024年5月15日に早良区西新に開店します。ぜひ行ってみて下さい。天ぷらに合うお酒も用意しているという話でした。
※価格は開店前の価格で、変更になる可能性があります。