十月夏小(ジュウグヮチナチグヮー)・沖縄の暑さの表現
十月夏小(ジュウグヮチナチグヮー)
沖縄では、立冬(11月7日)の頃に、暑さがぶり返すことを、旧暦の10月の頃の暑さの表現として、十月夏小(ジュウグヮチナチグヮー)と表現します。(今年は旧暦ではまだ9月です)
この読み方を良く聞かれますが、平板読みになります。小さい”ヮ”の表記も沖縄独特です。
本州でいう小春日和、その夏バージョンのイメージです。
11月の真夏日は2017年以来
今月6日(金)は、沖縄本島南部の安次嶺(那覇空港)では、30.7℃を観測し10月上旬頃の気温となりました。
西表島でも30.4℃を観測。沖縄県内の11月の真夏日は2017年以来となります。
(2017年11月10日に下地島空港30.5℃など)
7日(土)は、沖縄各地(那覇、宮古島、石垣島など)の最高気温は30℃の予想です。温暖な沖縄でも、さすがに暑いです。
(沖縄気象台のある”那覇”で11月に真夏日になると、2008年以来)
高温に関する早期天候情報(沖縄地方)
今月5日(木)、沖縄気象台より「高温に関する早期天候情報(沖縄地方)」が発表されました。
沖縄地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため平年並か高い日が多く、8日(日)頃までと13日(金)頃からはかなり高くなる見込みです。
特に8日(日)にかけて、暑さが続きそうです。