なぜHSPは雑談が苦手なのか?3つの理由とコツについて。
こんにちは、精神科医しょうです。
そこで多くのHSPさんと関わる機会があるのですが、
「雑談は得意ではないかも...」
「話し終わった後はどうも疲れを感じる」
といったような声を聞くことがあるんですね。
このようにHSPさんは雑談に対して苦手意識を持ってる人は多いのではないでしょうか...?
そんな苦手意識が少しでも解消できるように、今日は「HSPが雑談に苦手意識を感じやすい3つの理由」や「今日からつかえる雑談のコツ」をご紹介しますね♪
HSPが雑談を苦手意識を感じやすい3つ理由
相手の反応が気になりすぎるから
「話していてもあんまり盛り上がっていない気がする」
「さっきよけいな一言を言ってしまったかな」
といったように雑談をしている中で、相手の反応がどうしても気になりすぎてしまって苦手意識を感じるというHSPさんもいらっしゃいます。
そのため「雑談をしていても楽しむ余裕がない」むしろ「雑談は負担に感じる」と悩んでしまうHSPさんも多いんですね。
「どうせ理解してもらえない...」の気持ちが強い
「笑って聞いてくれているけど、私の話に興味ないんだろうな...」
「昔から自分の考え方や感覚をあまり理解してもらえたことがない」
このように約20%といわれている少数派のHSPさんは、自分の考え方や感覚をあまり理解してもらった経験がないといった方も多いんですね。
そのため雑談をしていても「どうしても心の底ではどうせ理解してもらえない」と考えてしまう事が多く、雑談をしていても引け目を感じてしまい、その結果雑談に苦手意識を持ってしまう事があるんですね...。
沈黙が気まずい
「どうにか沈黙を作らないように必死」
「雑談中の沈黙にどうしても耐えられない」
このように雑談中の沈黙に大きな気まずさを感じるHSPさんも多いです。
そしてその沈黙を何とかしようと頭をフル回転させたり、相手に気を遣い過ぎてしまうんです。その結果さらにHSPさんの雑談に対する苦手意識が増えてしまうんですね...
これは「空気を読むことにとても敏感」といったHSPさんだからこその悩みだとも言えます。
このような理由からHSPさんは雑談に苦手意識を感じやすいんですね...!
ではHSPさんにオススメ雑談のコツなどはあるのでしょうか?次の項目でお話していきます♪
今日から使える雑談のコツ
無理に場を盛り上げようと意識しすぎない
「雑談中はなんとか自分が場を盛り上げないと...!」といったように会話を盛り上げる事を意識し過ぎてしまい、空回りしてしまった...そんな経験がある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに雑談を盛り上げられたら良いのですが、なかなかハードルが高いですよね...そのためまずは、「相手が少しでも嬉しそうに話してたらok!」といったように低いハードルを設定することを意識してみましょう。
そうすることでまずは、少しずつでも苦手意識を和らげて行くことができるはずですよ♪
HSPさんの聞く力を上手く使おう
「雑談は自分がしゃべり続けないといけない...」と不安に感じてしまうHSPさんも多いのではないでしょうか?意外と相手の話を聞くより、自分が話したい人が多いんです。
そのため雑談で大切なのは実は、「話す力」よりも「相手の話を聞く力」だったりするんですよ!しっかりと自分の話に耳を傾けてくれていると、悪い気持ちはしないですよね♪
そしてHSPさんは感受性が豊かだったり、共感力が高いので聞く力はとても高いんですね!きっとHSPさんの聞く力を上手く使うことで、雑談もスムーズになるでしょう♪
相手が話していた話題を次の雑談の時に振ってみる
同じ相手と雑談をする時に、前に相手が話していた話題をこちらから振ってみるのはとてもおススメです♪
例えば「以前、子どもに渡すプレゼントを何にするか嬉しそうに話していたな...」と覚えていたら次の雑談の時に「そういえば前に言っていた子どもへのプレゼントは決まりましたか?」といったように話題を振ってみてください♪
そうすることで相手に気持ちよく話すきっかけを作れますよね♪
こちらから話すのが苦手だと感じているHSPさんには一石二鳥のコツだと思いますのでぜひ試して見てくださいね♪
雑談で得すること
相手との信頼感が生まれた
「雑談を通してお互いの事を知れることで信頼感が生まれた」といった経験がある人も多いのではないでしょうか?
これはHSPさんに聞いたお話なのですが、どうも苦手意識を感じる職場の先輩がいたようなんです。その先輩はどうも不機嫌そうに見えてあまり話すきっかけもありませんでした。
そんな状態が半年以上続いた時、2人で作業をすることになって、初めて雑談をしたそうなんです。そして話してみると、その先輩は「優しさを持っているけどその優しさを出すのが苦手な人なんだ」と気づいたんですね。
そのたった一度の雑談から信頼感が生まれて、最終的にはなんと二人で一緒に占いに行くまでの関係になれたそうなんです♪
このように雑談が1つのきっかけになり、信頼感が生まれるなんて事もあるんですね!
自分の長所に気づく事ができた
こちらもHSPさんの経験談なのですが、学生時代に友達と雑談をしている時「〇〇には本当になんでも話してしまう、凄い喋りやすいんだよね」と何気なく言われたらしいんです。
当時そのHSPさんは、「私は話すことが苦手だし、楽しく雑談できる人がうらやましい」と感じていたため友達のその一言を言われた時に初めて、「自分は上手く話せないけど,もしかすると、相手の話を聞き出したり、相手がしゃべりやすい雰囲気を作る聞く力があるのかも...」と自分の長所に気づく事ができたそうなんですね♪
このように雑談をすることで、得をすることは色々あると思うんです...!なのでHSPさんも必要以上に雑談に苦手意識を持たず、HSPさの特徴を上手く使って雑談をしてみてくださいね。
まとめ
社会人として生活をしていると、雑談をするのはビジネスの場という人も多いですよね。
そしてこの問いには、人によって様々な答えや意見があると思いますが、個人的には少しの雑談は必要だと考えています。なぜなら人は未知のものや、知らない事などに恐怖心や不安感を感じる生き物なんですね。
そのため一緒に働いている人やビジネス相手が全然雑談をしてくれないと、相手の事が分からず恐怖心や不安感の対象になってしまうんです。そんな状態では、仕事を上手く進めることは難しいですよね...
もちろん「無理に雑談をしよう!」と言っている訳ではないんです...!!雑談をしなくても仕事に対する向き合い方や結果などで、あなたを評価してくれる人もいるでしょう。
ですが「雑談を少しでもはさむことで、相手に安心感を与えることができる」そう思えると「雑談は相手だけのためではなく、自分のためでもある」ということに気づけるはずですよ♪
今日は「HSPが雑談に苦手意識を感じやすい3つの理由」や「今日からつかえる雑談のコツ」のお話でした。今日のお話を聞いてもらって、少しでも楽にあれば嬉しいです♪
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