【犬のしつけ】今すぐやめて!脅し系しつけ【犬の飼い方】
脅し系しつけとは?
いけないことをしたら・・・
・ビー玉等を入れた缶で大きな音を出す
・丸めた新聞紙で床を叩く
など大きな音や驚かせて止めるというものです。
やめて欲しい行動をしたら嫌なことが起こるから次からやらないでね!
という狙いがあると思われます。
なんでダメなの?
「脅し系しつけ」
は私が勝手に考えた言葉です。
なぜ脅し系しつけがダメなのか・・・それは
犬猫のきもちによりそっておらず、人間の都合だけを押し付けた罰
だからです。
今回の投稿を見て、「うちはやらない」と考えてくれる方が増えたら嬉しいです。
効果はある?あれば満足?
脅し系しつけに効果がないかと聞かれると・・・
ピタリと止めてくれることもあります。
でもそれは
ダメだとわかったからではありません!
嫌なことをされる
と思ったからです。
効果があると、人間はそこで満足しがち。
でも犬猫のきもちはどうなんでしょう?
信頼関係が崩れる
脅し系しつけは
《天罰方式》が基のようで、天罰方式とは
ある行動をした時に天罰が下る
かのように嫌な刺激を与えることです。
でも犬猫さんってよく見ています。
天罰ではなく誰がやっているか分かるのではないかと思います。
それが飼い主さんなら信頼関係にヒビが入るのは明白です。
バレないから大丈夫?
「うちの子はピタリとやめたけど、やってしまって後悔している」
と言う飼い主さんをたくさん知っています。
脅し系しつけは、やってしまうと・・・
効果がなければ犬猫が悪者になり
効果があれば怯えた表情を見て後悔
するものだと感じています。
後悔に繋がる方法は取らないで欲しいです。
脅し系しつけで大丈夫?
「ケージから出たがって鳴いたらケージを思いっきり叩いて下さい」
「居ちゃダメな所にいた時に床のマットを勢いよく引き抜いて転ばせて下さい」
そんな恐ろしいことを言われた飼い主さんもいます。
本当にその方法が合っていますか?
本当にその方法しかありませんか?
一歩踏み留まれるのは飼い主さんだけです。
やるしかない!ことはない
脅し系しつけに踏み切る前に
どうしてその行動をとるのか?
どんなきもちで行動をしているのか?
行動の前に防ぐことはできないのか?
して欲しい行動の教育はしたのか?
すべきこと、考えることは山ほどあります。
脅し系しつけをするしかない!
そんなことはないんじゃないかと思います。
まとめ
脅し系しつけはやめましょう。
・脅し系しつけは罰
・ダメ、と分かる訳ではない
・信頼関係が崩れることもある
脅し系しつけに踏み切る前に他の方法がないか考えましょう!
きちんと原因を考え、わが子のきもちになればしないで済むことがほとんど。
後悔しない選択をして下さい。