「だしパック」の中身でご飯を炊く!《滋味豊かなだしパックご飯レシピ》
こんにちは。
皆さんは汁ものなどのダシを取る時は昆布や鰹節から取っているでしょうか?それともほんだしなどの顆粒だしでしょうか?
我が家は顆粒だしも使いますが、だしパックを使うことが多いです。お湯に溶かして終わりの顆粒だしはとても手軽ですが、料理好きなkuratabaおじさんにとっては物足りなさを感じることもあります。かといって昆布や鰹節から美味しいだしを取るほど腕も予算もありません。
なのでだしパックを使うことが多いのですが、この使い終わっただしパックの中身を使ってご飯を炊いてみようというのが今回のお話しです。
嫁さんが聞いてきただしパックご飯
このだしパックご飯、実は嫁さんが職場の管理栄養士さんから聞いてきました。
だしを取り終わっただしパックの袋の中身を取り出し、ご飯を炊く、というものです。嫁さんも管理栄養士なんですが、そういう知恵は働かなかったそうです(笑
だしパックご飯の作り方
ダシを取り終わっただしパックをベリベリ破く、
研ぎ終わったお米と合流させる。水加減の調整はしません。この時は2合のお米に混ぜました。
全体を軽く混ぜてから炊飯。
完成!
味はしないが風味豊か
作り方を見たらわかると思いますが、お米に混ぜるのは出がらしのだしパックのみです。調味料は一切使わないので出汁パックに塩味がなければご飯にも塩味はつきません。
しかし風味はすごくて、口に運ぶと鰹節などのお出汁の香りがふわっと香ってきます。年齢的なものかもしれませんが、こういう地味なことが贅沢に思えてくるんですよね。地味だけど滋味豊かなのです。
魚系だと臭みを気にする人もいるかもしれませんが、出汁パックを臭いと思わない人なら大丈夫です。和風ダシの香りしかしません。
モノによっては注意が必要
粗めに砕いているものは異物感も
このだしパックご飯、注意点もあります。
だしパックにはいろいろな種類があり、中には粗めに砕いた魚の骨を使っているものもあります。その場合はカピカピに乾いたご飯粒を噛んだような異物感を感じることがあります。
多くの場合、パッケージや公式サイトなどで
といった注意書きがされているので参考にすると良いです。
たとえば、以下のだしパックは裏面に「本品は魚を主原料としています。うろこ、骨、皮等混入しています。お召し上がりの際はご注意ください。」と注意書きがあります。
こちらのだしパックにも同じように記載があります。
ただ、このような記載があるからといって食べられないわけではありません。
実際、私が今回使っただしパックにも同じ文面が記載されてましたが、大変おいしくいただけました。
確かに骨の欠片らしきものが1~2粒含まれていたようですが、ごく小さなものなので、噛んだ瞬間「おやっ?」となる程度です。口から出す必要もなくそのまま飲み込みました。
とはいえメーカーが気を付けてと言っているので、一応、試される方は注意してくださいませ。
中身を使うことを前提としているだしパックもある
だしパックの中には、だしパックの中身を出して使うことを前提としている商品もあります。
たとえばヤマキのだしパックには以下のような表記をしている商品があります。
出典:ヤマキホームページ
「だしパックの中身は調味料としても使えます」と書いてありますね。
このだしパックは、中身を取り出して使うことも想定して細かく砕いているそうです。
こちらの商品にも「~だしパックの中身を使って~」と記載がありますね。
こういった商品であれば、異物感を心配することなくだしパックご飯を楽しめそうです。
まとめ
だしパックをご飯に使うと、魚介系の素材に含まれるミネラルやカルシウムなどを簡単に摂ることができます。
作り方もとても簡単だし何より風味がよくて和食系のおかずに合わせるにはもってこいだと思いました。
是非試していただきたいところですが、だしパックによっては異物感を感じる場合もあるので、そこは注意しながら試してみてください。
それではまた!