【神奈川県鎌倉市】大河ドラマ「鎌倉殿の13人」いよいよ最終回へ…北条義時の墓周辺を巡ろう
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、いよいよ今週日曜日に最終回を迎えます。
皆さんご覧になっていますか?毎週楽しみで、始まる10分前にはテレビの前にスタンバイしてきた私には、ラストの展開が気になると同時に、寂しさが募り…既にロスが始まっています。
今回は一足早く、主人公である北条義時のお墓をご紹介しましょう。実は、源頼朝のすぐそばに眠っています。
鎌倉市西御門にある法華堂跡。正式名称は「史跡法華堂跡(源頼朝の墓・北条義時の墓)」。
清泉小学校そばにあります。
写真左手に見える白旗神社には源頼朝が祀られ、境内には源氏の旗印である白旗が多くたなびいています。
写真中央奥に長い石段が見えますか?ここを登ると、源頼朝の墓があります。
ドラマで頼朝が亡くなったのはもう半年近く前になるんですね…
歴史上では源頼朝は、1199年2月9日に死去したとされています。落馬が原因とする説が有力とされているそうですが、詳しいことはわかっていません。
この源頼朝の墓から50m程の小道を挟んで別々の階段の先に北条義時の墓があります。(二つ合わせて国指定史跡に指定)
北条義時の墓は平場になっていますが、施設内に設置されたARマーカーをカメラで読み込むと、北条義時法華堂が登場します。
スマートフォンのカメラの中に大きな法華堂がどどーんと登場するので、とても迫力があります!
「AR北条義時法華堂」は、湘南工科大学が鎌倉市と協働で開発した無料アプリ。起動するとその場で、または自宅からでも北条義時法華堂を目の前に出現させることが出来、スマートフォンをかざしたまま歩くと、様々な角度から法華堂を見ることが叶います。
「AR北条義時法華堂」はアプリストアから無料でダウンロードできるので、この機会に試してみてください。
またこの源頼朝の墓・北条義時の墓から少し金沢街道の方向に歩くと「大蔵幕府跡」の石碑にたどり着きます。源頼朝が幕府の主要施設を置いた場所と伝えられ、鎌倉幕府の中心となっていた場所とされています。
この周辺は「大蔵頼朝商店会」と呼ばれ、商店会公式キャラクター「ヨリトモくん」が案内する大蔵散歩地図が通りの各所に設置されています。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の登場人物ゆかりの地もしっかり描かれているので、この地図で確認しながら、もう一度ドラマを振り返り、各地を巡ってみませんか。
【基本情報】
史跡法華堂跡(源頼朝墓・北条義時墓)
所在地:鎌倉市西御門2丁目5
アクセス方法
1.鎌倉駅からバス(乗車5分+徒歩5分程度)
JR鎌倉駅東口バス乗り場から「鎌倉宮(大塔宮)行」、「坂上行(ハイランド循環)」、「金沢八景駅行」または「鎌倉霊園正門前太刀洗行」バスを利用し「岐れ道」バス停にて下車。
2.鎌倉駅から徒歩(20分程度)