丸井今井札幌本店大通館3階の「ヨリアイマーケット」で開催されている、縫製デザインアトリエ「STUDIO Coudre（スタジオクードル）」の城下淑恵さんのお店に行って、新作を見たり、前回私が持ち込んだ着物リメイクを受け取ってきました！　

今回もステキにアップサイクルされていて夏が待ち遠しいです。

「ヨリアイマーケット」とは

上りエスカレーターの先で展開している「ヨリアイマーケット」。「素敵なモノ・コトに出会ってしあわせな人」と「素敵な人に勇気をもらってしあわせな人」をつなぐコーナーです。地域のクリエイターたちなどの期間限定イベントが開催され、素敵なコトと出会ったり「好き！」を共有できる場です。

私のお気に入り「STUDIO Coudre」

「STUDIO Coudre」の主宰の城下淑恵さんは、パタンナーとして縫製企画会社などアパレル業界で活躍。

パタンナーという仕事は、デザインをはじめ、生地や素材などのファッションに関することはもちろん、人体構造などさまざまな知識が要求されます。

私は、2年ほど前から、お気に入りだけど着なくなった服や、母や祖母の衣類をアップサイクルをしてもらってきています。

厚別区にある城下さんのアトリエには、いろいろな洋服パターンが展示されています。

展示しているサンプルの中から形を選び、自分で持ち込んだ布でも、淑恵さんが選ぶ別な生地で仕立ててもらうこともできます。そのサンプルからサイズの修正をして作る（セミオーダー）のでフルオーダーよりも安価になります。

型があるセミオーダーは自分でもイメージしやすく、より自分の体形に合わせて仕上げてくださるので、既製品にはないフィット感があります。オススメですよ。

元はこれ！

お願いしたものは、実は祖父の羽織3枚です。一枚は裏地がステキで若い頃からこれを生かしたいと思っていたもの。

こちらはすごく地味な感じの一枚。茶色の織りで、城下さんはこれを見て、「イタリアの生地みたい」って言ってくださったので、ワンピースに。そのアドバイスがなければ断捨離予定でした。

もう一枚は夏の黒い絽の生地。横のストライプの透け感が気に入っていて、何かにならないかなと思っていました。

オシャレな仕上がりに納得！

まず最初にお見せするのは、先ほどの達磨の生地を生かしてアロハ型にお願いしたものです。

まずはトルソーにかけているものを見てみてください。

私が、店頭に羽織ってみた写真はこちら！　前は着物の黒を使ってシックですが、後ろがなかなかでしょう。

茶色の羽織からはこんなステキなワンピースにアップサイクル！

長袖のブラウスの上から試着した感じ。夏はタンクトップで着たい！

もう一枚の黒の絽の羽織は、前に型起こししたデザインの生地違いでお願いしました。前のは秋冬用に、こちらは春夏用にしたいと思って。

こちらが試着した感じです。

自宅にある着物の生地を生かして！

今回もいろいろな形のサンプルが店頭にあります。

もちろん、和生地でなくても、お気に入りの生地があればそれで作ってもらったり、少し形をいじったアップサイクルもオススメです。

こんなバッグもステキですよね。帯でできています。見本はいろいろなサイズや持ち手が付いているので、とても参考になります。

「アップサイクル」とは、使わなくなったりして、本来であれば捨てられるはずの物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることです。

実は今は、世界的に注目されていることなのです。

最近は、自分が心から好きな洋服と長く付き合いたいと思うようになりました。サイズ直しも必要な体形になりましたが、何らかの形でまだまだ付き合いたいと思います。

自分サイズに合う服を探している方、気に入っている服の変更をしたい方、デザインを少し変えたい方、思い入れのあるものを変えたい方など、城下さんにご相談してみてはいかがでしょうか？

＜STUDIO Coudre - シルエットの美しいお洋服展 -＞

＊開催場所：丸井今井札幌店（札幌市中央区南1条西2丁目）大通館3階の「ヨリアイマーケット」

＊開催期間：5月10～12日　10：30～18：00

＜縫製デザインスタジオ　札幌STUDIO Coudre＞

＊住所：札幌市厚別区上野幌1条1丁目14-20

＊TEL：070-8354-6095

＊メールアドレス：shiroshitashimauma@gmail.com