武蔵村山市の気になるスポットを紹介している地域情報ライターのむさむらんどです。

いつものように市内を散策していると「めだか販売中」と書かれたのぼりを発見しました。武蔵村山で観賞魚といえば歴史あるPD熱帯魚センターが有名ですが、まちなかにメダカを販売しているところがあったなんて知りませんでした。

場所は東京経済大学村山キャンパスのフットサルコート近くの住宅街です。こちらの就労継続支援B型事業所「みんなの作業所マリーゴールド」の中で販売しているようです。

昨今はメダカブームですが、実は私もコロナ禍に乗じてメダカ飼育を始めたひとりなんですね。これは見過ごすわけにはいかず、さっそく中へ入ってみます。するとありました！きれいな施設内の一角にメダカコーナーが！

昔はこの辺りの池にも野生のメダカはいましたが、今はメダカといえば色とりどりの改良メダカが主流で、ここ数年でものすごい数の品種が作り出されています。

施設長の趣味から始まったメダカ販売

こちらの改良メダカはすべて施設長の中野さんが趣味で5年ほど前から育てていたもので、昨年7月に作業所の開設と同時にメダカの販売も始めました。それにはこんな目的もあります。利用者のみなさんが日々メダカのお世話をしたり、販売時にはレジ打ちや接客などもするので、メダカを通して社会活動の機会や訓練にもなっているんだそうです。

品種はラメ王をはじめ、ユリシスやレクリス、夜桜ゴールドなど人気の高いものを中心に取りそろえています。あくまで趣味の延長とのことなので、価格も一匹300円からとお手頃です。

施設長の中野さんがいるときはメダカ飼育のアドバイスもしてくれるので初心者の方でも安心して購入できます。「ただし最後まで責任持って面倒見てくださいね」とのことです。

なぜかあいみょんを口ずさみたくなるスポットでしたが、気になった方はぜひ訪れてみてください！メダカを見るだけでもお気軽にお立ち寄りくださいとのことです。