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【名古屋市】四季の名古屋を楽しめるスポット4選〜春夏秋冬の名古屋の魅力〜

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

自然という印象は少なく、人工的なイメージの名古屋ですが、実は意外と四季折々の見所があるのはご存知でしょうか。

春の梅や桜に始まり、初夏の新緑や花、秋の鮮やかな紅葉や、冬の渡り鳥など。

今回はアウトドアを活動のメインフィールドとする筆者が、そんな名古屋の誇る四季の風景を厳選してご紹介します。

名古屋市農業センターの梅

名古屋市の農業振興を目的とし、昭和40年に開設された農業公園「名古屋市農業センター delaふぁーむ」。その中には、約700本という国内有数の規模を誇る、梅苑が存在します。

毎年2月下旬になると開花し、3月中旬までには満開に。青空に映える紅白の花がとても綺麗で、春の陽気を彩ってくれます。毎年楽しみにしている名古屋の春の風物詩です。

もちろん梅も美しいのですが、カメラマンが狙っているのは、梅とメジロのウメジロウ。ピンクの花を一生懸命ついばむ姿は可愛らしく、穏やかな雰囲気の中で癒されます。

<名古屋市農業センター delaふぁーむ>
住所:名古屋市天白区天白町大字平針字黒石2872-3
営業時間:9時~16時30分
定休日:毎週月曜(祝休日の時は翌平日)
料金:無料
電話番号:052-801-5221
駐車場:第1駐車場(普通車190台)、第2駐車場(普通車34台)ともに無料。
※農業センターまつり、しだれ梅まつり期間中は有料になります。有料時1回500円。

初夏の鶴舞公園

名古屋市内で一番古い公園「鶴舞公園(つるまこうえん)」。桜の名所として有名ですが、個人的にオススメなのがネモフィラが咲き誇る初夏のシーズンです。

新緑の緑が少しずつ濃くなり、そこに森の妖精と言われるような、澄んだブルーのお花畑が加わります。ローマ様式の壮麗な佇まいの鶴舞公園噴水塔とのコラボレーションは、初夏限定の絶景です。

どこか異国情緒漂う公園のシンボルとなっている建築物。花畑が整備されることで、鶴舞公園が見せる表情もこれから進化していきそうですね。庶民に親しまれ、まだまだ変化を迎えている名古屋第一号の公園です。

<鶴舞公園>
住所:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-1
電話番号:052-733-8340
アクセス:地下鉄・鶴舞駅から徒歩5分

猪高緑地の紅葉

名古屋でも貴重な、四季を感じられる場所「猪高緑地(いたかりょくち)」。緑のシーズンも良いですが、秋の風景も格別です。

手付かずの自然でしか見られないコナラやブナなど、鮮やかに色づく落葉広葉樹が、猪高緑地には多く残っており、11月下旬から12月上旬にかけて、見事な紅葉を鑑賞することができます。秋晴れの青空との対比が鮮烈です。

特に紅葉が美しいのは、緑地の南側、親鸞山からロバの背山の間あたり。オレンジや黄色が何層にも渡って紅葉の天井を作り上げます。近くには御嶽山を眺められる展望台もあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

<猪高緑地>
住所:愛知県名古屋市名東区猪高町
電話番号:052-703-1300
アクセス:名古屋ICから車で約5分(緑地西側の駐車場に止めましょう)
※駐車場は9時~16時45分まで

天白川の渡鳥

愛知県日進市から名古屋市を流れ、伊勢湾に注ぐ「天白川」。野鳥の宝庫としても知られている川には、12月ごろになると渡り鳥のサギが見られるようになります。

中でもオススメの観察ポイントは、天白川にかかる小さな生活用の橋、天白小橋周辺です。ダイサギやコサギなど、多い時には群れで見られます。サギは毎日いるわけではありませんが、3日に1日は会えるかな、といった頻度。

この風景を見ると、いよいよ冬に入ってきたという気持ちに。しかし元気よく歩き回るサギを見ていると寒々しい季節にも、なんだか心が温まるようです。

<天白川 / 天白小橋>
住所:愛知県名古屋市天白区植田南3丁目601 中部電力付近
アクセス:地下鉄鶴舞線・植田駅から徒歩10分弱

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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