釣りは結局は「運」次第?釣果アップのために必要なこととは?
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先日、WEBのニュースを読んでいるとある芸能人の方が「釣り人は釣れた魚のサイズを競っているが、大きな魚が食いつくかどうかは運次第じゃないか」といった旨の発言をしているのを目にしました。
他にもネットで調べてみると、同様に釣りは運だと考える方が少なからずいらっしゃいました。
そこで今回は、そんな釣りと運の関係について紹介したいと思います!
釣りでよくある「ビギナーズラック」
初めに釣りと運の関係ですが、結論から言うと「釣りに運は必要ではあるものの、運だけで釣れるわけではない」というのが僕の考えです。
釣りではビギナーズラックといって、初心者が経験者よりたくさんの魚を釣ったり、大きな魚を釣り上げることがしばしばあります。
僕も実際に釣り初心者の知人を連れて行った時にも、僕が釣れていない中で40UPのブラックバスを釣ったり、海でサゴシを釣り上げたりといったことがありました。
この点だけを切り取ると釣りは経験よりも運と考えることもできますが、実際はそんなに単純なものではありません。
釣りでは「魚がいる場所で」「適切なエサやルアーで」「適切なタイミングで」アプローチすることで魚が釣れる確率をアップさせることができます。
今回のケースだと経験者の僕が釣り場を指定して、必要な道具も揃え、釣れやすい時間帯で釣りをするといった条件を揃えたという背景があります。
ここまで条件がそろった状態であれば、釣りは時として経験より運が勝ることは十分あり得ますが、これらの条件を初心者が自分で揃えるとなると、魚が釣れる確率はグッと下がると思います。
魚が釣れる条件とは
先ほど釣りは運だけではないとお伝えしましたが、では魚が釣れるための条件について整理していきたいと思います。
いろんな考え方があると思いますが、僕は下の条件がそろって初めて魚が釣れると考えています。
◆魚が釣れる条件
①魚がいるところで釣りをする
②適切なエサやルアーを使う
③適切なタイミングで釣りをする
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
①魚がいるところで釣りをする
一つ目の条件が「魚がいるところで釣りをする」です。
当たり前のことかもしれませんが、実はこれが非常に難しいんです。
魚の姿が実際に見える場合を除いて、釣り人は魚が魚の存在を認識することは基本的にはできません。
そのため、「障害物の周りに魚は寄り付きやすい」「魚は小魚を追って移動する」といった魚の習性を手掛かりに、魚がいる場所を予想しています。
また魚が寄り付く場所はいつも一定ではなく、季節や天気、潮や時間帯にも左右されるため、これらを複合的に考えて釣り場を選択します。
②適切なエサやルアーを使う
続いて適切なエサやルアーを使うことです。
うまく魚がいる場所を探し当てられたとしても、それらの魚が反応するエサやルアーでアプローチできなければ魚を釣り上げることはできません。
例えば今まで5cm程度の小さいルアーを投げていたが、10cmのルアーにチェンジしたところ1発で食ってきたということもよくあります。
同じルアーでもカラーを変えたら食ってきたということもよくあるため、ルアーであれば大きさ、アクション、カラー、泳がせるレンジを意識すると良いでしょう。
③適切なタイミングで釣りをする
3つ目は適切なタイミングで釣りをすることです。
魚がそこにいて、普段捕食しているベイトがわかっていたとしても、その時に魚に食いっ気がなければいくらエサやルアーを見せても食いついてきません。
そのため、魚にやる気があるタイミングで釣りをする必要があります。
例えば日の出と日没直後のマヅメ時は、プランクトンの活性が高まるため魚の捕食スイッチが入りやすいですし、潮が動くタイミングも魚の食いっ気が立ちやすいです。
これらの条件を運だけで揃えるのは至難の業ですが、情報収集や事前準備で対応できるところなので、釣果をアップさせたい方はぜひ意識してみてください。
魚のサイズは運なのか?
先ほどは釣りと運の関係についてお話ししましたが、続いて魚のサイズと運についてお話ししたいと思います。
さきほどの説明で「魚が針にかかるまでは運」と思っていた方も、運以外の要素が大きいことはわかっていただけたと思うのですが、食ってくる魚のサイズについては疑問がのこりますよね?
ですが実は、魚のサイズについてもある程度、狙ってコントロールすることができます。
大きな魚と小さい魚は習性が違う
魚種にもよりますが、大きな魚と小さな魚は習性が違う点があり、それらの違いをうまく利用することで大きな魚を狙って釣ることができます。
例えば同じ魚種でも小さいうちはミミズなどの虫エサを捕食していたのが、大人になると虫エサには見向きもせず10cm程度の小魚を好んで食べるといった変化がみられることがあります。
また時間帯についても大きな魚と小さい魚で活動時間が異なる場合があり、湖のトラウトは大型のものほど夜に活発になるイメージがありますし、シーバスもランカーサイズを狙っている人は深夜に狙うという話も聞いたことがあります。
もちろん小魚が好むエサを使って大きな魚が釣れることはあるのですが、サイズを競っている釣り人は食性や時間帯を意識して狙っているので、僕としては「大きい魚が食ってくるかは運次第」ではないと思っています。
今回は「釣りは運次第」というテーマについて紹介しました!
自然相手のアクテビティということで運の要素は絡んでくるのですが、事前準備などで条件を揃えられる部分が多く、また自分の狙い通りに魚が釣れると非常に嬉しいですね。
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