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温泉パワーを体感! 一生に一度は訪ねたい「温泉地の観光名所」5選

高橋一喜温泉ライター/編集者

天地の恵みである温泉は「入浴」という癒やしをもたしてくれる同時に、世にも珍しい景観をつくり出す。温泉地には、そんな温泉エネルギーを感じられる名所が少なくない。

温泉地を訪ねたら、ぜひ立ち寄りたい観光名所を5カ所紹介したい。

小安峡温泉・小安峡大噴湯(秋田県)

江戸時代から湯治場として栄えてきた山のいで湯。深さ60メートルの深いV字の峡谷に、マグマで温められた地下水が熱湯や水蒸気となって激しく噴き出している。谷底の遊歩道を散策すると、まるで大地が呼吸しているように感じられる。秋は紅葉の名所でもある。

川湯温泉・硫黄山(北海道)

日本有数の酸性泉として知られる川湯温泉。その温泉の源となるのが、活火山である硫黄山。岩がむき出しになった荒涼とした山肌に無数の噴気孔があり、もくもくと白煙があがっている。まさに地獄のような風景に圧倒される。

雲仙温泉・雲仙地獄(長崎県)

日本初の国立公園に指定された温泉保養地で、昔から外国人の避暑地としても人気を集めてきた。温泉の源が温泉街に広がる地獄地帯。約30もの地獄があり、100度近い源泉がボコボコと湧き上がっている。その源泉が旅館や共同浴場で観光客を癒やす一方で、江戸時代のキリスト教徒に拷問が行われた悲劇の場としての歴史をもつ。

別府温泉郷・地獄めぐり(大分県)

鉄輪温泉の地獄めぐりは別府観光の定番。自然湧出する高温の源泉が7つの個性的な景観をつくりだしている。湯が赤色に染まる「血の池地獄」、コバルトブルーが目に鮮やかな「海地獄」、乳白色の湯が美しい「白池地獄」、間欠泉の「龍巻地獄」は国の名勝に指定されている。狭いエリアにさまざまな個性的な湯が湧く様子に、別府のポテンシャルの高さを実感せざるをえない。

登別温泉・大湯沼川天然足湯(北海道)

天然の湯の川を利用した足湯。北の大地を代表する温泉地「登別温泉」の散策路を歩いていくと、かつての火山活動で生じた「大湯沼」が姿を現す。湖底から高温の湯が湧き出す周囲1キロの温泉の沼だ。その沼からあふれ出した湯の川が足湯として利用されている。丸太のベンチに腰を下ろし、青白く濁った川に足を浸すと、温泉が天地の恵みであることをあらためて実感できる。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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