ブロッコリーは「茹でた後、水で冷やさないで!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
いきなりですが、皆さんは「ブロッコリーを茹でたこと」はありますか?
私の記事を読む、料理好きの皆さんなら、きっと一度は茹でたことがあるのではないでしょうか?ブロッコリーは栄養たっぷりで、彩りも鮮やかな万能野菜。サラダに入れたり、スープに加えたり、メインの付け合わせにしたりと、いろいろな料理に使えますよね。
そんな万能野菜であるブロッコリーですが、皆さんは茹でた後にどのように処理していますか?もしかして…茹でた後にすぐに水で冷やしていませんか?
今回の目次
- なぜ、水で冷やさない方がいいのか?
- ブロッコリーの正しい冷まし方
- ブロッコリーを色よく仕上げたい場合
- まとめ
なぜ、水で冷やさない方がいいのか?
ブロッコリーを茹でた後、すぐに水で冷やしていませんか?
今回のタイトルを見ると分かると思うのですが、それはNG行為なのです!なぜなら…
水で冷やしてしまうと…花蕾に水分が入り込んでしまい、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。
もっと詳しく解説すると…ブロッコリーの花蕾は、細かいつぼみが密集した部分で、表面に小さな隙間や空洞があります。そのため、茹でた後に水で冷やすと、隙間に水分が入り込んでしまい、余分な水分を吸ってしまうのです。
では、どのように茹でたブロッコリーを冷ませば良いのでしょうか?
ブロッコリーの正しい冷まし方
水で冷まさないのなら、一体どうやって冷ませば良いのでしょうか?
答えは…「自然に冷ます」です!
つまり、ブロッコリーは茹でたあと、水にはさらさず、ザルなどに広げて自然に冷まします。そうすることで、余分な水分が入り込むのを防ぎ、ブロッコリーのシャキシャキとした食感と豊かな風味をしっかりと保つことが出来るのです!
ブロッコリーを色よく仕上げたい場合
しかし、この「自然に冷ます方法」には1つだけ欠点があります。
それは…「鮮やかな緑色が少し失われてしまうこと」です。
自分で食べる分には気にならないかもしれませんが、おもてなし料理や見た目を重視したいときには、少し残念に感じるかもしれません。では、色よく仕上げたいときにはどうすればいいのでしょうか?
その場合は、「短時間で氷水に浸ける」という方法がオススメです!
茹でたブロッコリーを氷水でさっと冷やすことで、鮮やかな緑色を保つことができます。ただし、長時間浸けすぎないように注意が必要です。
これにより、色を綺麗に保ちつつも、ブロッコリーの栄養と食感を損なわないように仕上げることができます。
やり方としては…茹でたブロッコリーを氷水に30秒間だけ浸け、その後、ザルでしっかり水気を切ります。
ぜひ、用途に合わせて、冷まし方を選んでみてくださいね!
まとめ
- ブロッコリーは茹でた後、水で冷やしてしまうと…花蕾に水分が入り込んでしまい、べちゃっとした仕上がりになってしまう
- ブロッコリーの正しい冷まし方は、「自然に冷ます」
- 色よく仕上げたいときは、「短時間で氷水に浸ける」