セブンイレブンで販売されている「ブルーベリーレアチーズ大福」を食べてみました。

値段は181円で、サイズは頑張れば一口で食べられるくらいです。三口くらいで食べるのが無理がなさそうです。

ブルーベリーを練り込んだ大福生地のなかに、レアチーズクリームを閉じ込めたスイーツです。レアチーズクリームといっしょにブルーベリーソースも使われています。

断面を見てみると、外側の生地はけっこう厚みがあることがわかります。

このような大福生地でチーズクリームを包んだスイーツはコンビニ、スーパーではもちろんのこと、パティスリーなどで見かけるものです。和菓子と洋菓子の融合スイーツの定番的商品となっています。ただしブルーベリー味の大福のような、味付きのものを使った商品はそれほど多くはありません。

ちなみに今回のスイーツは、東京都産のブルーベリーを使用しているそうです。

材料の産地に関しては、その材料が有名な地名を記載する場合がほとんどです。たとえばクリームチーズであれば、北海道産やフランス産など、乳製品の産地として有名な場所が書かれるのが一般的です。

しかし今回は「東京都産」で、スイーツのパッケージではなかなか見かけない文字です。何より東京で、大手コンビニのスイーツに使える量のブルーベリーを生産していることに驚かされます。

そんな東京のブルーベリーを使用したチーズスイーツはいったいどんな味なのでしょうか。

まず外側の生地はもっちもちです。期待どおりのもちもち感です。

大福なので、ややかための、まとまりのあるもちもちした質感で、食べごたえがあります。

中身のレアチーズクリームはミルキーな味で、ほんのりコクがあるほか、わずかに酸味があります。レアチーズクリームなので、いわゆるチーズ感的なものは弱めです。

中のブルーベリーのソースのスッキリした甘酸っぱさと良い具合にマッチしています。

全体的に控えめでさっぱりした味わいです。外側の求肥もほんのりブルーベリーの味を感じる程度で、中のレアチーズクリームもブルーベリーソースも主張は控えめです。

「ちょっと甘いものが食べたい」「ちょっと気分を変えたい」という時にちょうどいいように思います。

もちもちの生地でチーズクリームを包んだスイーツは、小樽発の人気の洋菓子屋であるルタオも販売しています。

こちらはお取り寄せもできるスイーツで、大福よりも薄いもちもち生地と、とろとろのチーズクリームが魅力です。もちもちスイーツが好きな方はぜひチェックしてみてください。