JR広島駅の北口2F、ペデストリアンデッキを中心にベンチを配置する社会実験が2023年10月21日よりスタートしました。

この社会実験を行うのは、JR西日本と広島電鉄。現在、駅の南口を大改装していますが、さらに駅の魅力を高めようとテスト的に設置されたもの。

筆者はこれまでずっと「なんで広島駅にはベンチが無い（少ない）んだろう・・・」と思っていたので、「やっとか・・・！」という思い。秋の行楽シーズンに入り、駅を利用する観光客も増えて人通りも多い。

設置されたベンチにはすぐ人が座り、あっという間にどのベンチも埋まっていました。広島駅には商業施設も入っているため、お買い物の合間に “ひとやすみ” できる場所はきっとみんな求めていたはず。

一部では、商業施設ekieの飲食店の椅子も通路に出して、テーブルと椅子が自由に使えるようになっていました。

南北自由通路は広いので、ベンチやテーブルもゆったり置くことができていますし、こういう空間があるのは嬉しいですね！

実証実験が終わっても、その後もそのまま設置していてくれる事を願っています。

ちなみに『駅のベンチ』といえば、小倉駅では福岡出身の漫画家・松本零士さんの作品「銀河鉄道999」の人気キャラクター・メーテルなどが銅像になって、ベンチやその脇に設置され、フォトスポットにもなっています。

広島のシンプルなベンチもいいですが、こういう ”目的地の1つになるベンチ” があっても面白いなと思いました。

広島駅（広島県広島市南区松原町２番３７号）の北口にベンチを設置する実証実験は、10月21日～11月30日までの予定。

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