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「しいたけ」をスーパーで買う時の3つのポイント【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ

今回は、農家の立場から、今が旬の「しいたけ」に関して、ここだけを見てほしい特長をお伝えします。スーパーで「しいたけ」を購入する際には、このポイント3つをおさえておけばおいしいものに出合えます。お鍋などに大活躍の時期なので覚えておいてソンはないので参考にしてください。

①裏側をみて肉厚さをチェック

しいたけ
しいたけ

裏返してみると、「しいたけ」の肉厚さがよくわかると思います。薄くペラペラの状態よりも、しっかりした肉厚さがあったほうがいい「しいたけ」とされてます。大・小の大きさよりも、一番は肉厚かどうか?がポイントですのでじっくり観察してみてください。さらに、傘の内側のヒダが白くて、変色がないものが新鮮です。時間がたつと、どんどん内側のヒダがベチャと寝てしまい、変色しますので、裏側チェックをしてください。

②軸が太くて短足なものがいい

しいたけ
しいたけ

軸は、足が短いこと。そう、しいたけは短足がオススメなのです。適切な湿度と寒暖差の中で生育したものは、軸が太くて短くなります。どっしりした状態のものが味もしっかり濃厚なので、チェックしてみてください。

③上部の傘はバキバキに割れてるやつ

しいたけ
しいたけ

しいたけの上部、傘の部分は開きすぎてないものを選びましょう。一般的には6~8割程度の開き具合が最適と言われています。さらに、上部の傘の茶色くなってるところが、きれいにひび割れていると、しっかりした水分調整が行われてて、ギュッと旨みが詰まってる証拠です。傘の部分がきれいな茶色だけ、ツルツル状態のものは、あまりおすすめしませんのでできるだけ、バリバリに割れてひびが入ってるものが美味しいサインです。

スーパーでよく目にするのは「菌床しいたけ」ですが、これからの季節には、「原木しいたけ」が出まわります。自然のなかで、しいたけ菌を打ち込んだ原木に生えるのが原木しいたけです。自然の気象条件を利用して栽培される原木しいたけは、これからがまさに旬なので、見つけたら一度は食べてほしいです。風味や食感など菌床しいたけとは比べものにならないくらい「うまみ」がつまっています。

※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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