人生に疲れた人へ。ニーチェの名言「つらい経験は…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はフリードリヒ・ニーチェの名言をご紹介します。フリードリヒ・ニーチェ(1844~1900年)は19世紀を代表するドイツの哲学者です。
今回は人生に疲れた人に届けたいフリードリヒ・ニーチェの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に疲れた人へ。ニーチェの名言「つらい経験は…」英語&和訳(偉人の言葉)
「つらい経験は人をたくましく成長させる」
フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者)
失敗は人を強くするのだなと。
常に平常心でいられる人、何があっても動じない人、どんな状況でも力が発揮できる人。その強さはどこからやってくるのかなと。
私は中学1年から不登校・引きこもりになったのですね。それから10年家に引きこもっていたのですが、その10年は苦しかったのですよね。仕事もない、お金もない、友達もいない。いつか英語の仕事がしたいなという気持ちがあったのですが、なかなか思うようにいかず、土木作業員をしていた時期もあって。
ただ、今思うのは、強くなったなと。少々のことでは動じなくなったのですよね。
失敗を経験してそれを乗り越えると自信が付きますよね。「あれを乗り越えられたのだから大抵のことは乗り越えられるだろう」と。開き直りとも言えるかもしれませんが。
どん底を経験すると人は強くなる。
何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る。
失敗したときというのは失ったものに目が行きがちですよね。欲しかったものが手に入らなかったのですからそれは当然と言えば当然なのかもしれませんが。ただ、そこから少し視野を広げてみる。一歩下がってみる。そこには必ず得たものもあると思うのですね。
何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る。もしかするとそこで得たものはそこで失ったものよりもずっと価値のあるものかもしれない。
人生に疲れた人へ。「人生」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はフリードリヒ・ニーチェの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ニーチェの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ニーチェの名言を12句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『辛い時に元気が出る名言50選【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、辛い時に読むと元気が出る世界の偉人たちの言葉を50句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「人生」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「人生とは自転車のようなもの。倒れないためには走り続けなければならない」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」
セーレン・キルケゴール(デンマークの哲学者)
「生きるとは、この世で最も稀なことである。ほとんどの人は、ただ存在しているだけなのだ」
オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人・劇作家)
お読みいただき、ありがとうございました!