【仙台市若林区】万感の思いがこみ上げる14年目の夏。2024年夏は「深沼海水浴場」で思い出づくりを!
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
梅雨が明けないまま夏休みシーズンに突入。明けていないだけに、ジメジメとした梅雨時期の湿度はいやらしく付きまとうものの、なんと言いますか「夏、到来!」的な気分が漂う2024年7月下旬の仙台。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
いや、ホント、真夏日&熱帯夜の直後にジメジメ湿度&大雨とか、確実にオジサンの体力を奪いにきているとしか思えない気候ですけれども。特に大雨については、ワタクシの故郷山形県の日本海側に甚大な被害をもたらしており心配です。山形県の県歌にもなっている最上川が氾濫するなんて…。被害に遭われている方々が、一日でも早く穏やかな日常を過ごせますようお祈りしながら…。
今回ご紹介するのは、そんな2024年夏の思い出をつくるのにピッタリの仙台市若林区のスポット。2024年8月18日までという期間限定で開放されているスポットです。
そのスポットがあるのは、東日本大震災という未曽有の災害を伝える震災遺構「仙台市立荒浜小学校」の近く。最近は個人利用は無料で開放されているバスケットコートができるなど、徐々に新たな「にぎわい」「人々の笑顔」が増えてきている東部沿岸部エリア。
ちなみに震災遺構「仙台市立荒浜小学校」について気になる方は、過去記事リンクをご参照下さい。
<参考過去記事リンク:【仙台市若林区】12年目の「3.11」忘れないこと、伝えていくことの大切さを震災遺構と共に考える>
震災遺構「仙台市立荒浜小学校」から海側へと進むと見えてくるのが、今回ご紹介するスポット「深沼海水浴場」。
仙台市の公式HPによりますと
仙台市では、東日本大震災以降休止していた深沼海水浴場について、試行的に再開することとしました。これは、東部沿岸地域のにぎわいづくりをさらに進めるため、本格的な海水浴場の再開を見据え、アフターコロナにおけるニーズの把握や、運営に係る課題の洗い出し等を行うことを目的に行うものです。14年ぶりに仙台市に海水浴場が戻ってきます。ぜひ深沼の海をお楽しみください。
<仙台市公式HP:深沼海水浴場を試行再開します(発表資料)より抜粋>
とのこと。あくまで試行的な再開ではありますが、東日本大震災以降続いていた休止がとかれ、14年ぶりに戻ってきた仙台市の「海水浴場」であります。
ワタクシは残念なことに震災前の深沼海水浴場を知りませんが、知っている方々にとっては万感の思いがこみ上げてくるのではないでしょうか。
海水浴場の前にはルールと案内の看板が設置されています。入場人数の制限(800人)や遊泳時間がしっかりと決められていますので、海水浴に行く前にはしっかりと事前に確認して下さいね。
<深沼海水浴場公式HP(公式SNSへのリンクあり)>
入場人数をしっかりと把握するために、砂浜・遊泳エリアへは「エリアゲート」を通り入っていく形となります。
こちらがエリアゲートの様子。安全に楽しく海で遊ぶため、係員さん達の案内などにはしっかりと従いましょう。
また、ゲートの外側には夏の縁日を思わせる屋台が並んでいます。
入場制限がかかったため海水浴場に入れなかったとしても大丈夫。ちょっと先に見える広大な海を眺めながら、かき氷や焼きそば・たこ焼きを食べて待機可能です。
どちらかと言えばワタクシもそうなんですが「夏本番、海か、山か、プールか、いやまずは本屋だ」(スチャダラパーの楽曲「サマージャム’95」より歌詞抜粋)というインドア派寄りの方でも夏気分が味わえそうですよね。素敵。
ちなみに海水浴場エリアは規制ゲートで囲まれており、エリアゲート以外からは入ることができなくなっていますのでご注意を。写真は、オジサンが汗を拭きながら規制ゲート越しに海の家を眺めるの図。
サーフィンかぁ、できたらいいよなぁ…。一昔前に「おかサーファー(サーファー的な恰好をしているだけでサーフィンをしない/できない人)」なる言葉が流行りましたが、おかサーファーにすらなれなかったワタクシ。「パパ、サーフィンできるんだぞ。カッコいいでしょ!」と娘に自慢できるように体験してみようかなぁ…。
あ、すみません。勝手に脳内妄想を書き連ねてしまいましたが、深沼海水浴場では手ぶらで参加できるサーフィン体験会(有料)もやっているとのこと。気になった方は是非参加してみてはいかがでしょうか。
いかがだったでしょうか。14年ぶりの再開となる「深沼海水浴場」のご紹介でした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
●深沼海水浴場●
〒984-0033 宮城県仙台市若林区荒浜