ヤマハがノースロップ・グラマンと無人ヘリコプターで提携
ヤマハ発動機の米現地法人ヤマハモーターUSAと、米軍需企業ノースロップ・グラマンが無人ヘリコプターで提携することになりました。ヤマハの農薬散布用無人ヘリコプターRMAXのノースロップ・グラマン仕様R-BAT(ロータリーバット)を市場で販売します。捜索救助、送電線検査、森林火災での観測、国境警備などの用途が想定されています。
- ノースロップ・グラマン公式よりR-BATの紹介動画
RMAXは日本の陸上自衛隊もイラク派遣の折に採用しており、民間市場でも産業用無人ヘリコプターとして世界中でベストセラーとなっている実績があります。RMAXは2005年に中国人民解放軍に向けて不正輸出した疑惑で、2007年にヤマハ発動機の幹部が逮捕された事もありました。
自律飛行が可能なヤマハRMAXは優秀な無人ヘリコプターシステムで、ノースロップ・グラマンR-BATはこれに独自に選定した光学観測機材を搭載しています。