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藤井聡太竜王(19)朝日杯4度目の優勝なるか? 1月16日、1回戦で船江恒平六段(34)と対戦

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 1月16日。愛知県名古屋市・名古屋国際会議場において第15回朝日杯将棋オープン戦・本戦トーナメント1回戦、2回戦の対局がおこなわれます。棋譜は公式ページをご覧ください。

 1回戦のカードは以下の通りです。

藤井 聡太竜王-船江 恒平六段

永瀬 拓矢王座-阿久津主税八段

 藤井竜王は朝日杯に過去4回出場し、3回優勝を果たしています。今期も優勝候補の本命でしょう。

 藤井竜王は愛知県瀬戸市出身。近年恒例の朝日杯名古屋対局はホームでの戦いで、過去に1度も負けたことがありません。

 藤井竜王と船江六段は過去に公式戦で2回対戦し、藤井竜王が2連勝中です。

 昨年2021年に放映されたABEMAトーナメント(非公式戦)では両者は2回対戦し、互いに1勝1敗の成績でした。

 永瀬王座-阿久津八段戦も好カード。両者は過去に8回対戦し、永瀬王座の8戦全勝という成績が残されています。

 15日の名古屋対局では菅井竜也八段が渡辺明名人、豊島将之九段を連破して、ベスト4に進出しています。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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