11日は梅雨前線が日本列島に沿うようにかかりながら南下し、10日までと比べさらに雨の範囲が広がるでしょう。太平洋側の関東や東海、近畿、九州南部などでも雨脚が強まりそうです。

日本海側では次第に雨がおさまりますが、秋田・山形や島根などはこれまでに降った雨の量がかなり多いため、引き続き警戒が必要なところがあります。

三連休にかけて各地で梅雨末期の様相ですが、梅雨明けは近いのでしょうか。

雨域は時間とともに日本海側→太平洋側へ

11日は朝にかけては日本海側や西日本の各地、そして日中は東海、さらに夕方以降は関東で、バケツをひっくり返したような激しい雨が降りそうです。

夕方までに降る雨の量は特に九州北部と東海で多くなる予想で、これまで「梅雨の中休み」だった地域も含めて広く警報級の大雨となるでしょう。

なお、東北地方では秋田・山形、そして中国地方では島根を中心に、梅雨末期であることを考えても「多い」と言える雨の量が降っているため、いったん雨が弱まったりやんだりしても、自己判断せずに「キキクル」で危険度を確認して過ごすようにしてください。

連休明けは梅雨明け！？

このさき三連休最終日の15日（月）海の日にかけて雨のところが多いものの、連休明けは晴れ間の広がるところが多くなりそうです。
連休明けには梅雨前線の活動が弱まる見通しで、また平年の梅雨明け時期に近い地域も多いことから、このタイミングで梅雨明けの発表があるかもしれません。

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