15日にゴング! スーパーミドル級サバイバルマッチ
2021年11月6日にIBFスーパーミドル級王者として、WBA/WBC/WBOチャンピオンのサウル・”カネロ”・アルバレスとの統一戦に挑み、ベルトを失ったケイラブ・プラント(30)。
プラントは現地時間15日にニューヨーク、ブルックリンのバークレイズ・センターで再起戦を迎える。対戦相手はWBC同級王座に2度就いた経験を持つアンソニー・ディレル(37)。
試合前の両者の言葉をお届けしよう。
前IBF王者は言った。
「ディレルは自分の望む戦いをすると感じているようだが、何も出来やしないさ。自分を狂犬だとか吠えているが、誇張したいんだろう。ヤツは子犬に過ぎないよ。大物ぶっているが、実力は無い。何をぬかそうが気にならないね。
リングで、人生ってものを教えてやろうじゃないか。ヤツはこの試合で引退することになるだろう。そのくらい痛めつけてやるさ。
今回、ジムにいるのが楽しかった。これまでに無い内容のスパーリングをこなしてきた。カルロス・アダムス、シェーン・モズリー・ジュニア、ケロン・デイビスら、素晴らしい選手たちがパートナーになってくれたので、非常にハイレベルなものとなったよ。
またステファン・エドワードが我がチームに加わり、完成度が増したんだ。我々はリラックスして肩の力を抜いて試合に向かえている。
目の前の敵を倒すという、自分の仕事をしっかりと果たすだけさ。まぁ、ヤツの倒し方、リングでの動き方は理解しているからね。俺は現在のスーパーミドル級において最も偉大な男となるべく、足跡を残しているところだ。
ヤツは世界タイトルを獲得しても一度として防衛に成功したことが無いんだよな。直近の試合でKO勝ちしているって言っても、本物のスーパーミドル級ファイターだったのかい? 大した選手じゃないよな。
俺はカネロにベルトを奪われたが、そこから這い上がってきた。以前と同じように飢えているよ。人気者になろうとか、金持ちになりたくてボクシングをやってきたんじゃない。ただ、グレイティストになりたい。そういったメンタルだけは持ち続けている。目標無しで、何かを成し遂げることなんて出来ないからな」
アンソニー・ディレルも話した。
「あのクソ野郎を葬ってやるぜ。狂犬となるのが作戦だ。間違いなく勝者としてコールされるのは、この俺だ。
今回のキャンプはケガも無く、上手く運んだ。いつだって戦えるよ。大きな変化は無い。相手の戦い方に適応する術を磨いたな。偉大な選手になりたければ、自らを捧げなければ。そうやってきたさ。
俺は13歳の時からシュガーヒル・スチュワードの教えを受けてきた。家族同然だ。彼はA+のトレーナーだよ。今日、多くのファイターが教えを請う状態にある。シュガーヒルがコーナーにいるだけで、自信が持てるんだ。
自分がどのくらい優秀な選手か分かっている。自分を信じて、まだやれるってことを見せたい。故郷であるミシガン州フリントで、常にポジティブな思考で成長した。それが大事なんだよ。今、若い世代にそういうメッセージを送りたい。不平を言っても何も生まないからね。
ケイラブがカネロ戦で良かったのは序盤のみ。後は馬のように走って逃げまくっていた。その他大勢ってレベルだな。その事実を、見ることになるだろうよ」
生き残るのはどちらか。年齢差7は、いかなる影響をおよぼすか。