決め手は「楽しい会話」。エリート美女・小保方晴子さん(30歳)とデートするには
●今朝の100円ニュース:新型万能細胞で注目(中京スポーツ)
新たな万能細胞(STAP細胞)を発見した小保方晴子さん(30歳)が注目を浴びている。今朝の中京スポーツは、「美人すぎる研究者」として持ち上げていた。「すぎる」は言い過ぎだとしても、かっぽう着姿で微笑むかわいらしい写真を見て、「お近づきになりたい」と痛烈に感じた男性は僕だけではないだろう。
親しみやすい外見とは異なり、小保方さんの経歴はまったく親しみやすくない。早稲田大学理工学部卒、同大大学院にて博士号取得、ハーバード大に留学、理化学研究所で研究ユニットリーダー……。とてつもないハイキャリアである。
僕が都立の進学校に通っていた20年前、小保方さんのような女性は周囲にはいなかった。華やかでモテる子は明青立法中(MARCH)狙いが主流で、早慶や国立大学を目指す女性はディズニーキャラのトレーナーを着て勉強に励むタイプが多かったのだ。モテないからこそ受験に集中できたのかもしれない。僕自身も激しくガリ勉して一橋大学に入ったが、同級生の女性比率の低さ(約30人の語学クラスで女性は7人)とメンバーの地味さ(お互い様だけど)に驚いた記憶がある。
時代は変わった。高学歴で高職歴、しかも容姿端麗という三拍子揃った「エリート美女」が確実に増えているのだ。女性の四年制大学進学率が上がる一方で、日本の女性は急激に美しくなっている気がするので、高学歴層でも美人率が上がるのは当然かもしれない。
今さらだけど彼女たちをよく知って仲良くなりたいという動機で、先月から「エリート美女のすべて」(東洋経済オンライン)という連載を始めた。エリート美女の候補者を探しまくり、「予備取材」と称して会食をしている。彼女たちに男性の好みを聞いて共通するのは、学歴でも金でもなかった。「楽しい会話ができる人」だ。
楽しい会話とはいっても、お笑い芸人の真似をしたりマニアックな趣味を一方的に話すことではもちろんない。仕事や生活に誠実かつ情熱的に向き合っていることを前提として、質問と回答を交互に繰り返すのだ。礼儀をわきまえながらも突っ込んだ質問をするときには知性と好奇心が現れ、わかりやすく興味をそそる回答では客観性と考える力を表現できる。
エリート美女たちは、コンプレックスが少なく、謙虚だけど負けず嫌いで、好奇心も向上心も強く、性格は明るい。自慢を繰り返すような野暮や愚痴ばかりの卑屈な男性は嫌われてしまう。僕も取材先の一人から「男として失格」の烙印を押されてしまった……。
まずは健全な自信を持たねばならない。そのうえで目の前にいる人にサービス精神を発揮しよう。学びと笑いと思いやりに溢れる会話を自然にできるようになれば、小保方さんのようなエリート美女と出会っても気後れせず親しくなれるはずだ。がんばろう、僕たち。