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チェ・ヒョンウがスンちゃん超えの465二塁打で記録更新/元西武・オグレディ二軍へ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
二塁打の通算最多記録を更新したチェ・ヒョンウ(写真:KIAタイガース)

23日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

KIAタイガース-サムスンライオンズ(クァンジュ)はKIAが0-1で1点を追う1回裏2死二塁で、4番のチェ・ヒョンウがタイムリー二塁打を放った。

チェ・ヒョンウの今季2本目の二塁打は通算465本目となって、KBOリーグ歴代最多二塁打記録を更新した。これまでの最多記録はイ・スンヨプ(現トゥサン監督)の464本だった。

記録達成を祝うビジョン(写真:KIAタイガース)
記録達成を祝うビジョン(写真:KIAタイガース)

チェ・ヒョンウは2002年プロ入りの39歳。通算安打数は4位の2210本、打点は1472でイ・スンヨプの1498打点に次ぐ2位を記録している。この日チェ・ヒョンウは7回にオ・スンファンから3号ソロを放ち、通算本塁打数を359(歴代5位)に伸ばした。

試合は3安打2打点のチェ・ヒョンウの活躍もあってKIAが5-3で勝利した。KIAは3連勝、敗れたサムスンは4連敗。

◆「日本の最多二塁打は中日監督」

NPBの通算二塁打数は立浪和義(現中日監督)が記録した487が最多。

◇4月23日(日)の結果

・トゥサン 1 - 1 KT(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SSG 9 - 7 キウム(インチョン)

 勝:チェ ミンジュン

 敗:キム ジェウン

・ハンファ 7 - 6 LG(テジョン)

 勝:パク サンウォン

 敗:チョン ウヨン

・KIA 5 - 3 サムスン(クァンジュ)

 勝:アンダーソン

 敗:ペク チョンヒョン

・NC 3 - 5 ロッテ(チャンウォン)

 勝:チェ イジュン

 敗:イ ヨンチャン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「元西武・オグレディがファームへ」

ハンファイーグルスは23日、ブライアン・オグレディ外野手(元西武)の出場選手登録を抹消した。今季ハンファ入りのオグレディは17試合に出場、63打数8安打で打率1割2分7厘(最下位)、打点8。長打力を期待されていたがホームランはゼロだった。現在22打席連続無安打中で、ヒットのないこの6試合で三振13個を記録していた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

NCダイノス戦に1番ライトで先発出場。1打席目四球、2打席目空振り三振、3打席目四球、4打席目セカンドゴロ、5打席目ライトフライで3打数無安打2四球。打率3割2分4厘。8回裏に守備位置をセンターに移した。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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