めっきり寒くなって焼き芋が食べたい季節になりました。
無添加で砂糖不使用の天然のスイーツはお子さまからご年配の方まで安心して召し上がれます。
健康志向の方や、甘いものが食べたいけれどお砂糖たっぷりのスイーツはちょっと…という方にもピッタリ。
今回は、焼き芋専門店「Farm.Sweets@鎌倉」をご紹介します。

「Farm.Sweets@鎌倉」とは

鎌倉駅西口から徒歩1分、市役所通りを進んだみずほ銀行の向いにあります。
一見、ここは焼き芋屋さんなのかな？と思ってしまうくらい、洋菓子店のような可愛らしい店構えです。
お店のドアを開けた瞬間、焼き芋の香ばしくて甘くて良い香りに包まれます。

今年収穫したばかりの“新物”の芋は、中までじっくり1時間半以上かけて火を通すのだそうです。
焼いても焼いても、次々とお客様が買い求めに来られるので焼き機はフル回転です！

寝かせれば寝かせるほどねっとり甘いお芋に

さつま芋は、収穫したての”新物”と、じっくり寝かせた”熟成”があります。
同じ品種でも、新物と熟成では食感や、ねっとり感が違うのだそうです。
新物は掘り立ての味わい、爽やかな食味で新鮮なのが特徴です。
熟成は収穫してから約１か月以上寝かせることで糖化が進んで甘味が増し、蜜が多くてねっとりとしたお芋になるのだそうです。

取材時は、熟成物の紅はるか、新物のシルクスイート、安納芋、月替わりの「今月限定芋」が並んでいました。

はるかに甘い、紅はるか

「はるかに甘い」から「紅はるか」と名付けられている品種で、甘くて柔らかいのが特徴です。
熟成物は、中がトロトロでクリームのような食感、濃厚な甘さで蜜が垂れてくるほど。繊維まで柔らかくほぐれています。
皮の香ばしさとお芋の食感が相まって本当に美味しいです。
どんどん食べ進めてしまい、柔らかすぎて最後は持つのが大変でした。

紅はるかの蜜は離乳食にも使えます。天然の優しい甘味料なので、蜂蜜が使えない月齢の赤ちゃんでも安心して美味しく召し上がれるのだそうです。

小さめサイズが5本入った、「紅はるかミニ」(¥500)は食べきりサイズなので小さなお子さまにもおすすめです。

まるで栗のよう！安納芋

見事なほどに美しいオレンジ色！ふっくらと丸い形が可愛らしいお芋です。
食べると柔らかくてまるで栗のような味わいに驚きます。
ねっとり、しっとり、お芋が持つ上品な甘みと、水分もたっぷり含まれているので冷めても美味しくいただけました。
収穫が少なかった昨年に比べ、今年は本数があるそうです。

お芋の袋におみくじがついています。大吉がでたら次回来店時にもう1本！という嬉しいサービスです。ワクワクしながら開けてみると…残念、中吉と小吉でした。

半生の干し芋「べにちゃん」

茨城県産の紅はるかを使った半生の干し芋です。想像以上に柔らかくてねっとり、お芋の美味しさが凝縮されています。
天然の甘味というのが信じられないほど甘味がたっぷり。噛めば噛むほど、上質な甘みが口いっぱいに広がります。
「手が止まらなくなるので気を付けてくださいね」というお店の方の忠告どおり、食べ出したら本当に手が止まりませんでした！

わんちゃんも喜ぶ無添加のおやつ

シルクスイートを一口サイズにカットし、歯にくっつきにくくするため表面をパリッと焼き上げています。
実は一番手間ひまかけて焼いているお芋だそうです。
わんちゃんにも無添加で美味しいおやつを食べてもらいたい、というお店の想いがこもっています。
飼い主さんも召し上がれるのでお散歩のお供にもピッタリ。大切なご家族にいかがでしょうか。

みんなが笑顔になる焼き芋！

美味しい物を食べると、体も心もハッピーになりますね。
病で体調を崩して気持ちまで沈んでしまった…という高齢のお客様が、Farm.Sweetsのお芋を食べてあまりの美味しさと嬉しさに活力を取り戻した！という素敵なエピソードを伺いました。
また、地域の介護センターと連携して高齢の方向けにお芋を使ったメニューを展開していけたら、とお話されるなど、たくさんのお話を伺い取材を忘れておしゃべりを楽しんでしまいました！

11月下旬から12月下旬にかけてお芋が熟成され、ますます美味しくなる季節。
Farm.Sweetsのスイーツな焼き芋を食べに行きませんか？

＊掲載時の内容です。メニュー、営業時間の変更の可能性があります。