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年始に失敗しない「いちご」選び【青果物のプロ】農業女子歴15年が伝授

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ
いばらキッス

いよいよ「いちご」のメインシーズンがやってきました。各産地から続々と、さまざまな品種が出荷されています。例年、クリスマス前にはちょっとお高い価格で販売されているので、気軽に手に取れる感じでもないですが、年末年始はちょっと奮発しておいしい「いちご」食べたいですよね。せっかく買うなら、ハズレの「いちご」を買ってしまわないように、しっかり選びたいものです。今の時期は、品種が大切です。有名な品種が各産地から出ていますが、味が安定しなかったり、最高のおいしい時期においしい品種を知ってほしいと思います。

年末年始は「いばらキッス」

いばらキッス
いばらキッス

毎年、年末年始は必ず「いちご」を購入するのですが、「いばらキッス」一択です。とにかく甘さがしっかり乗っていて酸味もほどよく、最高の食味です。果肉もやわらかすぎず、かたすぎず食べ応えがあります。有名な「とちおとめ」や「あまおう」「やよいひめ」などたくさんある品種ですが、もちろんベストシーズンになればおいしいのですが、この時期は「いばらキッス」に軍配あがって数年間、この品種だけ食べています。ちなみにお正月おわるとまた違う品種がおいしくなるので、イチオシ品種がかわります。

いびつな形を見つけたらラッキー

いちばんか
いちばんか

この時期だけのお得なもの!それは「いちご」の一番最初に花をつけたものから取れる一番果とよばれるもの。もちろんスーパーなどで販売されている状態では、そんなことどこにも書いていませんが、特徴はただひとつ。形がいびつなこと。みなさんがよく見る先のとがったきれいな形のいちごではないのですが、実はこれが「おいしい印」。一番果は、いちごシーズン最初に出合う確率が多いので、いびつな形を見つけたら食べてみてください。※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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