今の時期に旬をむかえる里芋がたくさん売場に並んでいます。定番の煮物や汁物だけでなく、独特の食感をいかすホックリしたコロッケも埼玉県の里芋産地では有名です。でもコロッケまではちょっと作るのがめんどくさい！時間かかる。そもそも、里芋は皮をむくのが非常に大変で、ヌルヌル・ツルツルするので扱いたくないという方が多いです。そんな時に大活躍なのが皮つきのまま料理するオススメの食べ方です。先日、TV番組の生放送で「里芋話」をしたのですがその時、試食で出したフライドポテトが「無限に食べられる」と大絶賛をいただいた一品になります。

見ためはふっくら＆丸みがありシマシマがくっきり

里芋の選び方としては、丸くふっくらしている方がおすすめです。さらにおしりがふっくらしている涙型のような形がベストなスタイルです。さわってみてしっかりしまっている、スカスカになっていないものを選んでください。そして里芋の表面のシマシマ模様がくっきりとしているものがよく成長した印です。里芋は透明な袋に入っていることが多いのでチェックしやすいと思います。

皮も食べられるので挑戦してみて

里芋は皮をむいて食べるのが定番ですが、実は皮も食べられます。しかし、ゴワゴワしててイマイチな食感になってしまうのが困るところです。まわりのケバケバした短い毛のようなものは、金たわしのようなもので擦ると落ちやすいです。ない場合は、アルミホイルをクシュクシュ丸めてごしごしやってみるとかなり取れます。そして、一番のおすすめは、そのまま皮ごとカットしたものを油で揚げる、サトイモフライです。火をつける前の冷たい油の状態から里芋を入れてじっくり揚げます。揚げたてすぐに食べる場合は、素揚げが一番ですが、少し冷めると皮がけっこう気になるようになります。

長時間、皮がパリパリ！衣をつければ無限に食せます

揚げたてすぐに食べることができない場合は、からあげ粉や片栗粉などをまぶしてから素揚げすることをおすすめします。そうすると比較的長く、サクサク感が続きます。皮がパリパリ、中がホクホクでやみつき間違いなしです。さらに、縦にカットではなく輪切りにカットした方がより皮が食べやすい印象です。おやつにもちょうどいいので子ども用には、マヨネーズやケチャップを用意してあげるのもいいです。今が旬の「里芋」なので皮がめんどくさくて調理するのは苦手な方にこそ、作ってほしいです。一度食べると「里芋の沼」にはまり無限に食べられます。

※この記事には個人の見解を含みます。