【京都市】東山区『京都ゑびす神社』でゑびす様を海へと送り出す「二十日ゑびす大祭」♪
京都では、10月19日(水)20日(木)に「恵美須神社二十日ゑびす大祭(ゑびす講)」が行われます。例年10月20日に行われている「恵美須神社二十日ゑびす大祭(ゑびす講)」では8:30開門となり、来年ようの福笹や縁起物が授与されます。
ゑびす様を表す漢字は多々あります!(夷・戎・胡・蛭子・蝦夷・恵比須・恵比寿・恵美須など)
ゑびす様は七福神の中で唯一日本由来の神様。「二十日ゑびす大祭」は「ゑびす様」が海から帰って来た旧暦の9月20日に行われる重要な祭事の一つ。
一説には、ゑびす信仰は、平安末期に僧・栄西が中国からの帰路に暴風雨にあった、その際に海上へと向かって祈っていると恵美須神が現れ風雨が止み、無事帰れたことにちなみ、旅の安全や商売繁盛の神として信仰されているとか。
19日(水曜日)9:00~19:00 宵戎
10月20日(木曜日)9:00~19:00
二十日ゑびす大祭では縁起物の福笹・次年度の暦・来年度の干支絵馬などが授与されるとあり、多くの商売人や参拝客で賑わいます。
「ゑびす講」はもともと京都ゑびす神社独自の祭礼でした。
京都の人は、この二日のうちに、商家では小判をかたどったはんぺいと笹に見立てたネギのおすましを食べ、商売繁盛を祈る習慣があったそうですよ♪たしかに幼い頃にはんぺいを食べた気がします。
江戸時代初期に京・近江の商人が江戸など全国各地で商売をして、10月20日ごろに京に戻った際に「お礼参り」として行われていたことが発祥だそうです。
「京都ゑびす神社」は、西宮神社、今宮神社(大阪)とともに「日本三大ゑびす」と称される古い神社です。以前に書いた記事をご参照ください→十日ゑびす大祭『恵美須神社』♪商売繁盛で笹もってこい♪
1月の「十日ゑびす大祭」(初ゑびす)が、ゑびす大神が海に帰る日に行われるのに対し、ゑびす大神を海から迎える日に行われるのが旧暦9月20日(現在の10月20日)の「二十日ゑびす大祭」。♪商売繁盛笹もってこい〜♪
恵美須神社(京都ゑびす神社)
住所:京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125