ハンバーグをデミグラスソースにつけて一口、二口、シェリービネガードレッシングのかかったサラダを一口、ボイル野菜をタプナードソースと絡めて一口。この時点でリピーターになることを決めました。東山の「ごはんとプレート ジグザグ」は実際、リピーター率が高いそう。オープンしてまだ3カ月半というのに。

野菜たっぷりの多種多様な副菜

ランチの「メインプレート」から定番の「ハンバーグ」をオーダーしました。最初に枝豆の冷製スープ。味覚から夏の訪れを感じます。ハンバーグには国産牛・豚の合い挽き肉と淡路島産のタマネギを使用し、食感はややしっかりめ。デミグラスソースと肉汁とのマッチング具合にうっとりします。

副菜も多種多様。「とうもろこしのグラタン」「ベーコンとかぼちゃのキッシュ」「スモークサーモンのマリネ」「白インゲン豆とブロッコリーのツナ和え」「国産鶏むね肉のサラダ」など。自家製のソースやドレッシングが格別で、素材のよさを引き出しています。野菜が食べやすいのは、繊維を見極めてカットされているのが理由の一つ。

ドリンクと一緒にフィナンシェとビスコッティもいただけるなんて。

今月の「メインプレート」は阿波鶏を使った「鶏のカチャトーラ」というイタリアの伝統的な煮込み料理です。ほかにグリーンカレーやローストビーフの「ごはんプレート」、「ドリアプレート」、「キッズプレート」が。

信頼関係抜群のジグザグメンバー

ジグザグのメンバーは店主、店長、料理人、門番（豆柴）で構成されています。月替わりのメニューなどに関しては、3人それぞれの視点で意見を出し合い決定するとか。

店長の話から、店主を介して飲食業界で出会ったメンバーの信頼関係が築かれている店なのだと伝わってきました。千姫の感想を交えて紹介を。

●店主…アパレルの仕事をしていた関係で海外経験が豊富。佇まいからして、おしゃれ。
●店長…雑貨店に勤めていたことも。物腰がやわらかく、説明が丁寧。接客とイラストを担当。
●料理人…東京や大阪のイタリアンで修業。優しい雰囲気だが、料理への信念を感じる。
●門番…９カ月の豆柴。名はボンテンマル（愛称：ボン）。アイドル的な存在。

門番のボンちゃんは、いつもテラス席の横にいるとのこと。

ボンちゃ～ん！

諸事情で今日はお休み。とても残念、また今度ね。

ディナーはイタリアン。テイクアウトも充実

ランチはイタリア料理の要素が入った洋食といったふうでしたが、ディナーはイタリアン。料理人が最も得意とするパスタ、肉料理、アラカルトがメニューに並んでいます。トマト系やクリーム系などから選べる「パスタセット」（2500円）や鶏肉や豚肉料理が中心の「メインセット」（3000円）も用意。ワインやビール、ウイスキーと！

18席の店内。

「ハンバーグプレート」「てりやきチキンボウル」をはじめとするテイクアウトは前日までにメニュー、数量、受け取り時間を伝えておくとスムーズです。
フィナンシェ、ビスコッティ、カヌレもテイクアウトOK！

ジグザグオリジナルのトートバッグも販売しています。さりげないロゴがポイントに。

リピーターになって、バッグを提げていれば、あなたはもうジグザグのサブメンバー！？