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【西尾市】企画展「西尾城跡発掘調査40年のあゆみ」『西尾市資料館』にて開催中!少しマニアになる面白味

shungiku地域情報webライター(碧南市・西尾市)
企画展ポスター 画像提供いただきました

shungikuです。

「西尾市歴史公園」の一角にまるでお城の一部かのように佇む『西尾市資料館』があります。

西尾城跡を訪ねたり、旧近衛邸でお抹茶をいただいたりした人たちの何人がここ『西尾市資料館』に入館したことがあるでしょう。

現在「西尾城跡発掘調査40年のあゆみ」という企画展が29日(日)まで開催中ですので、それこそ”お抹茶の後に”でも、立ち寄っていただきたいのです。

立派な外観です
立派な外観です

玄関が少しわかりにくいかもしれませんが、さあ、気楽に!無料です。

受付
受付

「常設展」
「常設展」

館内は「常設展」と「企画展」に分かれて展示しています。

「順路」に従い進むと分かりやすいかと思いますが、戻って見直したり、城主を確認したりと、結局うろうろしてしまいます。

「ケース内展示」も見やすい
「ケース内展示」も見やすい

正直、「西尾城」や「城主」についてさほど詳しくない私もとても分かりやすく観賞できました。

西谷館長にお時間をいただき、展示の工夫などを教えていただきました。

「文字が大きくて読みやすいです。」

「そうなんです。そこは努力したところです。ルビもしっかり付けました。」

「他の博物館や資料館に比べて照明が明るいと思うのですが・・・」

「文化財保護の観点で難しいところなのですが、ぎりぎりで・・・」と。

高齢の方・若い方、両方に好評だそうです。

見やすい展示
見やすい展示

お話をお聞きすると「来館者のため」にいろいろと考えられていることが伝わってきます。

私のように歴史や文化財にあまり詳しくない者にとってはとても有り難く、新しい興味を生み出してくれるように思います。

興味深い「系図」
興味深い「系図」

「西尾城跡」は40年もの間、発掘調査を続けてきました。

市民はただ「なんか掘ってるな」「お城は建て替えるの?」などと言っているだけの人が多いのかもしれませんが、調査は進んでいました。(報告会も実施済み)

『西尾資料館』ではその「まとめ」を見る(読むだけではなく)ことができます。

前出の西谷館長によると「発掘順ではなく西尾城の時代に沿っての展示にしているので分かりやすいと思います。」とのことでした。

「QRコード」で地域情報も
「QRコード」で地域情報も

「陶磁器」
「陶磁器」

「瓦」
「瓦」

資料館の良いところは興味がバラバラでも楽しめるところ。

「陶磁器ファン」「瓦ファン」「古地図ファン」「武将ファン」など。

江戸時代の西尾城図
江戸時代の西尾城図

人気の「武将印」
人気の「武将印」

西尾市出身で歴史漫画でおなじみのすずき孔先生の素敵な「武将印」が人気です。

「武将印」目的の来館者もいらっしゃるそうです。

「合戦印」というものも
「合戦印」というものも

「御城印」も
「御城印」も

世の中には多くのコレクターが存在します。

「集める」ことがきっかけで城巡りをしたり、知らない土地に出かけたりするのも楽しそうです。

見ているとなかなか魅力的で「集めようかしら」という気にもなってくるのが不思議なところ。

「まーちゃ」のシール
「まーちゃ」のシール

『西尾市資料館』の企画展は毎回、工夫がされ見やすい・理解しやすい展示となっています。

「グッズ」にも力を入れていて楽しめますので、覗いてみてほしいと思います。

資料館横のトイレ
資料館横のトイレ

資料館の館内にはトイレがありませんのでこちらをご利用ください。

内部は最新トイレです、ご心配なく。

「バリアフリートイレ」も整備されています。
「バリアフリートイレ」も整備されています。

案内図
案内図

「散歩、ウォーキングの途中で涼みに来てください。」と、館長談。

広い駐車場
広い駐車場

駐車場は「歴史公園」と共同ですが、広くて駐車しやすいです。

50台ほど駐車できます。

一方通行です
一方通行です

県道383号側から駐車場に入りますが、この道は「一方通行」ですので、帰る際には気をつけてください!

上の写真の方向に下って行ってくださいね。

また、西尾駅から徒歩で10分程ですので”街歩き”を楽しみながらの来館もお勧めです。

『西尾市資料館』
住所:西尾市錦城町229
電話:0563-56-6191
休館日:月曜日(祝日を除く)・年末年始
開館時間:4~9月 9:00~18:00 10~3月 9:00~17:00
※入館無料
HP
公式Instagram

地域情報webライター(碧南市・西尾市)

碧南市・西尾市の地域情報を担当します。「すぐ行きたい」と思えるような記事を自分らしい目線でお届けします。人生経験だけは豊富な新米ライターですが、どうぞよろしく。

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