【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part317:運命が分かる?胎夢!他
みなさん、こんにちは~!
韓国ドラマを見ていると、日本人にはちょっと理解しにくい不思議な行動が出てきますよね?
そんな行動の理由や背景まで分かりやすくお伝えしていきますので、ぜひご覧になってくださいね♪
今回は、妊娠に関する日本ではあまり馴染みのない習慣や文化を集めてみました!
さっそく見ていきましょう~^^
「夢で赤ちゃんの運命が分かっちゃう?!」
韓国には昔から大切にされている「태몽(テモン)/胎夢」というものがあります。
妊娠に気づいていないときに、赤ちゃんが母親や家族に自分の存在を知らせる夢を見ると信じられています。
妊娠が分かっている場合には、赤ちゃんの性別、性格、運命、将来の運勢などを教えてくれることもあります。
目が覚めても鮮明に記憶に残っているので、普通の夢との違いはすぐに分かるそうですよ。
「태몽(テモン)」を見たあとには、家族間で見た夢の内容をしっかりと共有することも欠かしません。
また、その子どもが大きくなったときに、妊娠中にこんな「태몽(テモン)」を見たという話を伝えることもよくあります。
芸能人やアイドルが自身の「태몽(テモン)」に関するエピソードをバラエティー番組などで披露して、話題になっているのを目にします。
それだけ、韓国の人たちにとって身近な存在であることがよく分かりますよね!
実際にどんなものが夢に出てくるのか、少し見ていきましょう!
男の子か女の子かが分かる夢
男の子・・龍やトラなどの強い動物、青唐辛子、金色の指輪
女の子・・花や果物、赤唐辛子、銀色の指輪
性格や運命が分かる夢
虎・・ 勇敢さや長寿の象徴。虎の夢を見ると、その子どもは勇敢で強い性格を持ち、健康で長生きする運命にあるとされています。
鶴・・ 学識高さや賢明さの象徴。勉強ができて真面目な人物になるとされています。
龍・・ 権力の象徴。龍の夢を見ると、その子どもは将来、権力や影響力を持つ人物になるとされています。
出てくる動物の種類によって象徴するものが違いますが、これらの動物が出てくると縁起が良いとされて喜ばれます。
ちなみに、地域や人によっても夢の解釈が異なるので一概にとは言えませんが、今でも多くの人たちが信じていて韓国に根付いている文化なんですよ!
お次も妊娠に関係するお話です~!
「赤ちゃんがお腹にいるときだけ使う名前がある」
韓国では「태명(テミョン)/胎名」という言葉があって、お腹の赤ちゃんに呼びかけるときに使う愛称を決める習慣があります。
これはいわば生まれるまでの仮の呼び名なので、両親の思いのこもった色々な呼び名が使われます。
ドラマに出てきた胎名にまつわるエピソードの中には、かなり変わった胎名をつけていたものがありました。
まず、「月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~」では、つわりに苦しんでいたときに食べたくて仕方がなかったものの名前を胎名にしていました。
それが「あんぱん」だったので、お腹の赤ちゃんに「호빵(ホッパン)/あんぱん」なんていう胎名をつけていましたよ。
次もかなり変わった胎名なんですが、「運命のように君を愛してる」というドラマに出てきたのは、なんと「개똥(ケットン)/犬のフン」という驚きの胎名でした!
そんな胎名をつけるなんて信じられないと思いますよね~?
しかし、このような変わった胎名をつけることには深い意味があるんです。
あえて変な胎名をつけることで、悪いものが赤ちゃんに近づかないように守ってくれると考えられています。
また、健康でしっかりと成長することを願う気持ちも込められていますよ。
ドラマでは変わった愛称が出てきましたが、一般的なのはやはり良いイメージの言葉の中から選ぶ決め方です。
人気のある胎名は、すくすく育つ「쑥쑥이(スクスギ)」、元気で丈夫「튼튼이 (トゥンントゥニ)」、愛「사랑이(サランイ)」、福「복덩이(ボクトンイ)」などがあります。
それ以外にも、春「봄(ボム)」や星「별(ビョル)」などもよく使われますよ。
胎名には、お腹の赤ちゃんのことを思う気持ちや願いが込められていて素敵ですよね!
いかがでしたか~?
今回は妊娠に関するテーマでお届けしました!
日本にはない習慣があったりして興味深かったですよね^^
それでは、また次回お会いしましょう♪
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