こんにちは！

ガーデニングコーディネーターのみゆきです。

8月後半〜9月は台風が発生しやすい季節。

台風が過ぎた後、植物の葉が茶色く枯れてきた…ということが起こり得ます。

せっかく育てていた植物が枯れてしまったと後悔する前にやっておきたいことを解説します。

台風が過ぎ去った後に植物が枯れる理由と対処法

台風が過ぎた後に植物が枯れる理由は、以下のことが考えられます。

塩害を受けた

台風の影響で、海沿いの地域でなくても、塩害を受けることがあります。

というのも台風の強風は、海の塩分を運んでくるからです。

葉に塩分が当たると水分を持っていかれてだんだん茶色く枯れていきます。

台風後、元気だった葉が茶色く変色してきたという場合は、塩害を疑いましょう。

【対処法】

ホースをシャワーにして植物全体を洗い流します。

夏場の水やりは葉にかけないようにと言われますが、台風の時は例外！

塩分をすべて流すイメージで、植物に水をかけてください。

強風で倒されて折れた、根が表出した

台風の強風で植物が倒されて折れたり、根が表出したりすることも枯れてしまう原因になります。

植物が折れると弱る原因に…。

また倒木して根が出てしまうと、大きなダメージになります。

【対処法】

折れた枝は思い切って剪定してスッキリさせましょう。

太い枝を切った場合は、癒合剤を塗っておくと安心！

癒合剤はホームセンターなどで買うことができます。

根が表出してしまっている場合、なるべく早く土に埋め戻します。

植物がグラグラしている場合は、支柱を添えておくと安心です。

気温が急に上がって蒸れた

台風一過で急激に温度が上がると植物が蒸れてしまい、枯れてしまう原因になります。

【対処法】

台風後はなるべく早めに乱れたお庭を片付けましょう。

鉢植えは、雨上がりで土が湿っていても、再度水やりをするのをおすすめします。

鉢の中の水を入れ替えるイメージです。

まとめ

台風が通り過ぎた後は、お庭を見回し、元に戻せるところは元に戻していきましょう。

植物が弱っているなら、活力剤をあげることも効果的です。

活力剤もホームセンターや園芸店で売っています。

植物にダメージがあっても、活力剤をあげることで、元気に復活してくれることが多いです。

大切な植物が無事に育ってくれることを祈っています。

台風が通り過ぎた後の対処法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。

＞台風後に庭木が枯れる原因は塩害や倒木！枯らさないための対処法5つ