植えておけば毎年勝手に生えてくる花!ガーデニングの手間を減らす植物を園芸のプロが解説
ガーデニングを始めたばかりだと、花壇がスカスカで土が丸見えになってしまうのが気になりますよね。
できることなら植物をいっぱい植えたいところですが、なかなか大変ですよね…。
そこで、「こぼれ種」で毎年咲く花がおすすめ!「こぼれ種」で毎年咲く花を花壇に植えておくと、翌年も勝手に生えてきて花を咲かせてくれるんです。
この記事では、こぼれ種で毎年咲く花の中から、ネモフィラとオンファロデスを紹介します。
こぼれ種で毎年5月に咲く花|ネモフィラ
こぼれ種で毎年5月に咲く花1つ目は、ネモフィラです。
ひたち海浜公園の丘一面に広がるネモフィラが人気ですよね。こぼれ種でお庭でも毎年楽しめちゃいます。
ネモフィラは一年草。花が咲き進んでくると、だんだん徒長してくるのでつい切り戻ししたくなってきますが、花がらをそのままにしておくとこぼれ種で再び花を咲かせてくれます。
5月後半になると、ネモフィラは時期が終わりになるので、園芸店での扱いがないことが多いかもしれません。もし見切り品コーナーにネモフィラがあった場合はチャンス。今年は茎が伸び伸びになっていますが、花を咲かせてそのままにしておくと、種がこぼれて来年楽しめる可能性が高くなります。
こぼれ種が発芽したら、本葉をチェックしてなみなみの葉になっていたら、ネモフィラと判断できます。
ネモフィラも直根性なので、移植を嫌います。間引いたものを別のところに移動したい時は、そっと抜いて根をいじらないようにして植え替えてください。
こぼれ種で毎年5月に咲く花|オンファロディス
こぼれ種で毎年5月に咲く花 2つ目は、オンファロデスです。たまに大きな園芸店で苗を見かけますが、滅多に売っていません。もし見かけたら買いです!
オンファロデスは小さい白い花を咲かせます。白なのでどんな植物にも合うんですよね。しかもシルバーリーフなので、すごく清楚な雰囲気になります。
オンファロデスも一年草です。
実は、オンファロデスのこぼれ種はめちゃくちゃよく増えるっていう方と、全然増えないっていう方で分かれます。環境が合えばよく増えるという感じ。
わが家は残念ながら全然増えなかったタイプです。2、3年くらいは出てきたんですけどね。だんだん小さくなってついには見かけなくなってしまいました。
でも大好きなお花なので、もし見かけたら絶対に買いたいです。
まとめ
こぼれ種で育つ植物は、手間のいらない庭づくりに欠かせません。
ぜひお庭で育ててみてくださいね!
ネモフィラやオンファロデス以外にも、こぼれ種で毎年5月に咲く花をこちらの動画で解説しています。