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「挑決に来たからには、やっぱり勝ちたかった」「そこはすごく残念」棋聖戦挑決で敗れた渡辺明名人コメント

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成;筆者)

渡辺明名人「組み上がりはなんか失敗したかな、と思ってたんですけど。そのあとちょっと無理に打開していったのが、まあ、あんまりよくなくって。攻めが細い展開になってしまったです。(途中、矢倉から穴熊に組み替えた将棋で)千日手を打開するならそれぐらいかなと思ったんですけど。ちょっと結果的にはなんか、無理だったかもしれないですね。挑決に来たからには、そうですね、やっぱり、勝ちたかったというのはあったので。はい、そこはすごく残念ですね」

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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